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長崎

新鮮な海の幸。

小田原の朝獲れ魚介に2人のシェフが魂を込める。

オーナーは日本とイタリア両方のソムリエ資格を持つ淵本聖一さん。シェフはトスカーナの〈ダ・カイーノ〉などで修業した天野智詞さん、〈カノビアーノ〉などで研鑽を積んだ永原武史さんの2人。その強力な布陣により、創造性豊かな料理とワインを堪能できる店。魚介は小田原直送の朝獲れものが中心で、ワインは約300種を用意。「ワインのペアリングコースも3種類3,780

魅惑の肉料理。

個性豊かな「モツ」の魅力に開眼するトラットリア。

ハムカツならぬ、牛の“ハツ”カツを食べられるのが、こちら。店名にある“トリッペリア”とは「モツ料理専門店」のこと。それだけに内臓料理にはひときわ力が入っていて、オーナーシェフの山内美弥さんは、信頼関係を築いた業者さんから、国産の新鮮なものだけを仕入れる。トリッパのトマト煮やモツのフリットは、丁寧な下処理を施すことでそれぞれの部位の魅力が際立ってい

田んぼを見下ろす、小さな家。

家は、小さい家がいいと最初から決めていた。建坪約15坪だから、都心の家なら小さくはないが、ここは鹿児島の田園地帯。敷地はその10倍以上ある。田んぼを見下ろすのどかな環境の中にあっては、ことさら小さく、可愛らしく見える。
 
加賀江広宣さんがこの家に住み始めたのは6年ほど前。きっかけは、以前、福岡に住んでいた頃、デパートの展示場で〈シンケン〉のモデルルームに出会ったことだ。木造の柱も梁も現しで、面積

石原裕次郎さんは、僕の生涯の大恩人です。| なかにし礼

 昭和38(1963)年の夏の終わりに、新婚旅行で訪れた伊豆の下田で石原裕次郎さんと出会いました。彼は有名なスター、僕は一介の苦学生。それが向こうから声をかけてきた。指を差されて「君たちは新婚かい? 新婚カップルがたくさんいるから品評会をやってたんだ。君たちが一番かっこいいね」と。ビールをご馳走になって、僕がシャンソンの訳詩をしている苦学生だと知ると、「こりゃ、嫁さんを食わせていけるか心配だな。日

とおくの女たち

いつだったか私の女になり、2016年には昔の女になり、2017年には誰かの女になり、2018年には誰かの妻になり、2019年は誰かのお母さんになっている。ただ淡々と、そんな風に過ぎていくことが骨身にしみるようになってきたなら、あらゆる責任から離れて生きるこの暮らしも少しずつくたびれてきているということなので、私は針と糸でつくろうのだが、いっこうに縫い閉じることができないでいる隙間風。

池尻 浅野/酒井商会

池尻 浅野

●池尻大橋

自家製の“つまみになる調味料”で飲ませる。

 コースの1品目、アラカルトでもオーダーできる前菜お任せ四品盛りは、例えば今ならモズクの酢の物に、旬の丸ナスのムース仕立て、鴨の脂と黒コショウを効かせたトウモロコシのすりながしなどが並ぶ。店主の浅野雅さんは和食一筋で歩んできたが、3年勤めた神泉〈ぽつらぽつら〉で洋の味を取り入れたつまみやワインに開眼。自らの店でもそのスタイル

アスリートの勝負メシ。

 1980年代のこと、早稲田大学ラグビー部の面々は、試合前日には、とんかつを食べる  と当時の雑誌で読んだ記憶がある。敵に「カツ」ってことですよ。いいね、このシンプルな発想! 単純な中学生はそれを真似て、試合やテストの前の日にとんかつを食べたなんてこともあったな。
 とんかつは、昭和を代表するいわゆる「勝負メシ」であったわけですが、いまはスポーツ栄養学が発達して、いろいろなものが勝負メシになってお

宮崎恵梨/ペンギンフリーク

なれるものならペンギンになりたい!」と語る宮崎さんは、〈すみだ水族館〉の年間パスを持ち、暇さえあれば1人でペンギン観賞へと足を運び、ひたすら眺め続ける(職場が近かった頃は毎日通っていたそう)。憧れのコウテイペンギンとの暮らしを夢見て、本気で飼う方法を調べたけど、あまりの高額っぷりに断念。寂しさを紛らわすために、ペンギングッズをコツコツと収集。絵本やぬいぐるみから、防災グッズまで。気づけば溢れんばか