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NG

シンプリシティをさらに進化させたオピーの現在形。

 ジュリアン・オピーと聞いてまず思い浮かべるもの、それは多分、ミニマムなポートレート作品だろう。顔の輪郭線の中に、眉・黒目・鼻の穴・口・髪、そして蓄えている場合は髭。たったそれだけの要素でその人の人となりまでを何となく感じさせてしまうユニークな画風で、オピーは1990年代のアートシーンで一世を風靡した。

 グルビのチャッピーをさらにシンプルにしたような、でもチャッピーと同じく明るくポップで憎めな

BROMELIADS PLANTS

シャーロット・テンは、台湾とタイに拠点を持ち、様々な稀少植物を紹介する著書を手がける台湾の園芸家だ。世界中のフィールドを飛び回る生活をする彼が、これまでで最も印象的だった場所だというブラジル、ミナスジェライス。白い石英が広がるそのフィールドは、その特殊な地層構造により、多くの稀少な固有種が生息している。人気の地生ブロメリアのエンコリリウムは、大半がこのミナスジェライス固有種であり、特殊な進化を遂げ

サボテン屋の姿をした、総合カルチャーセンター〈カクタスストア〉。

ロサンゼルスの東、エコー・パークの一角に2015年に姿を現した〈カクタスストア〉。とかく大規模であることが良しとされるアメリカにおいて、7坪という敷地面積はマイクロショップと呼ぶのにふさわしいサイズ。

「狭いスペースでいかに量を見せるか、という機能もありますが、それぞれサボテンが生息する標高に敬意を払っての配置でもあるんです」と説明するのは創立者の一人、カルロス・モレラ。標高の高い場所に自生する

名古屋人も知らない、未開の味。

味噌煮込みうどんの先を行く進化系煮込み。

今、名古屋では味噌煮込みよりもカレー煮込みの方が人気。家でも3分ほど煮込めば本場の味が完成! 少し辛めのスープはご飯を入れればカレーリゾット風に。680円。取り寄せ可。●ジェイアール名古屋タカシマヤ店/名古屋市中村区名駅1−1−4 B1☎052・566・8582。10時〜20時。不定休。

YANGGAO

グラフィックデザイナーとして会社勤めをしていた際にタイ・バンコク支社へ転勤することになり、7年間タイ在住を経験した村松和昌さんと奥さんの佳世さん。帰国後1年足らずでこの店をオープンした。店の看板メニューのカレーは、タイ北部の郷土料理「ゲーンハンレーカレー」をベースにしている。甘さ、辛さ、酸味がすべて詰まったこのカレー。盛り付けをオリジナルにアレンジして、生まれたのが「ヤンガオカレー」だ。デザイナー

ON READING

「住んでいる街に、欲しい本が置いていなかったから」。そんなシンプルな動機で自ら書店を開いたオーナーの黒田義隆・杏子夫妻。2006年に伏見・長者町の雑居ビルでスタートし、2011年に現在の東山動植物園前へ移転オープン。単に本を販売するだけの書店にとどまらず、自ら出版レーベル〈ELVIS PRESS〉を立ち上げてこれまでに20冊以上の書籍をリリースした。2017年からはギャラリースペースも別室に拡張し

追悼、ブルース・ビックフォード。

 敬愛してやまない映像作家ブルース・ビックフォードが逝去しました。ストップモーションアニメの奇才にして天才。思えばこの連載の第3回に紹介したのも、彼の「The Amazing Mr Bickford」でした。大量のイメージが変形し続けるクレイアニメとフランク・ザッパの前衛楽曲がドロドロに溶け合う驚異的な映像。未見の方はYouTubeでぜひ観てほしい。僕は20代の頃(まだVHS)このアウトサイダーア