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内藤

とらや工房

澄んだ空気と鳥のさえずり。和菓子の〈虎屋〉が静岡県御殿場に構える〈とらや工房〉は、鬱蒼とした落葉樹の林を抜けた先にある。この一帯は富士の裾野の避暑地として古くから人気で、この土地ももともとは昭和初期の別荘だという。
 工房の設計を手がけた建築家の内藤廣は、雑木林の豊かさをそのまま残すことにした。建物には華美な建材を避け、庭が主役になるように配慮。正門から工房まで、林の中をゆるやかに蛇行する小道をつ

山梨県のクリエイターが熱いのだ。

ほっこりとした愛らしいソファを手がけたかと思えば、セレブチックで豪奢な居住空間をプロデュースし、北欧の空気感漂うカフェのインテリアをデザイン……と、多岐にわたる活動で世に揺さぶりをかけるクリエイティブ集団、〈Leif.designpark(リーフデザインパーク)〉。ミラノサローネをはじめとする国内外のエキシビションにも数多く出展し、海外からの支持も厚い。今や周知となった伊勢谷友介率いる「リバースプ

「ここを離れることは一度も考えたことがありません」

 遡ること70年以上前、この場所には、父、小池四郎の出版社・クララ社と、母、小池元子が主宰していたクララ洋裁学院がありました。戦中、建物は軍によって強制倒壊、戦後すぐに父は他界し、疎開先から戻ってきた私は、ここで母と2人、庭に建て直した20坪ほどの平屋で暮らし始めました。
 その平屋が、今、家の中心になっています。西側にある2階屋は、1970年代の初めに母と相談して私が初めて建てたもの。建坪はわず

内藤博敏/カレーステーション駅長

○掲載号/760号「日本美術総まとめ。」
○きっかけ/70年前の戦時中に、疎開先・富山県で、蒸気機関車のカッコ良さに触れ、鉄道に目覚めたという。
○蒐集タイプ/鉄道オタクは、主に写真を撮るタイプとモノを集めるタイプなどに分かれるが、駅長は後者。交通博物館にまで行ってレアなアイテムを手に入れていた。
○ナイアガラ/駅長がオーナーを務める祐天寺にあるカレー屋さん。男性にはカツカレー(900円)がおすす