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動線

まさに知る人ぞ知る、宅配自家焙煎。

札幌市西区西野の住宅街の一軒家。車庫横の半地下のような細長い小部屋は、縦に2つの部屋に分かれている。奥が焙煎室で、手前が焙煎後の作業室。使い込まれた機能的な道具類が動線に沿って美しく並ぶ。この空間の主は杉谷昌樹さん。前職はコーヒー豆卸の営業マンだったが、ちょっとした興味から買った1㎏の焙煎機が杉谷さんの進む道を変えた。知人に分けた豆が評判を呼び、17年前に〈杉屋珈琲〉として独立。当初は美容室、カー

公園選定委員会が選んだ、いま行くべき公園は?

五十嵐太郎 今回、いま行くべき公園を選ぶにあたり、まずは公園の定義を決めておきましょうか。
石川初 法律で定められた公園に限定するのか? 緑地や広場など公園のように使える場所を含むのか?
五十嵐 広い意味での公園的な場所を対象とする方が面白いですよね。
石川・大西麻貴 そうしましょう!
五十嵐 最近、園内にカフェのある公園が増えたと思うんですが、都市公園法の改正が影響していますか?
石川 カフェな

MASTERBUILTのバレルグリル|吉川倫平

 アウトドアはずっと好きで、店のガスコンロではできないような料理にも挑戦できるので、屋外イベントには積極的に参加するようにしています。屋外で料理をする時には、荷物が増えるのを少しだけ我慢して普段から家で使っている調理道具やテーブルセットを持っていくと、ぐっと素敵なパーティになると思いますよ。
 でもこのBBQグリルは、仲間と外で料理を楽しむ時だけのお楽しみ。かなり大きいんです。1年前に友人のものを

アートを飾り、音楽を奏でる“完璧な”遊びのための家。

 住人の中原洋さんは編集者。建築やアートを中心に扱い、これまで数多くの住宅を見てきた。31歳で建てた最初の自邸「大和町の家」は、打ち放しコンクリートの荒々しい壁面を持つローコスト住宅で、後の都市住宅の在り方にも大きな影響を与えた家だった。30年以上住んだその愛着のある家を売りに出し、中原さんが「完璧な老後のための家として建てた」というのがここ「阿佐ヶ谷南の家」だ。
 敷地は青梅街道沿い。コンクリー

旅した果てに、辿り着いたLAという名の新天地。

 壁や天井、床もウッドでできた家。家具は去年サンフランシスコの家から引っ越す時に運んできた。蚤の市で買った日本の低い木製テーブルは、リビングへ。知人が作った背の高い洋服ダンスは、この家では視線の妨げになる。だから上下に分けて、下半分だけカウチのそばに。引き出しを少し開けて、アナログレコードの「見せる収納」にする。上半分は玄関脇に置いて、本棚に。
 全体にオープンだから、屋外との一体感が常に味わえる

新宿御苑 大温室

 これほどに群生し巨大な塊となったビカクシダを初めて見た。にわかに植物に注目が集まり、雑貨屋でも多肉の小鉢が売られているのを見かけるが、やはり植物園で見る植物は全く違う。象の背ほどある葉を繁らせるバナナ、隆々と力強く枝を伸ばすリュウケツジュ、キテレツで妖艶な花を咲かす稀少なランの数々。熱帯、沖縄、小笠原、乾燥地、熱帯山地など、エリアごとに変幻自在に表情を変える美しい植生を見ることができる〈新宿御苑