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Little Nap COFFEE ROASTERS(東京/代々木八幡)

約20年前にバリスタの世界に飛び込んだ濱田大介さん。〈Little Nap COFFEE STAND〉に続く、第2のアトリエとして、一昨年オープンしたこの店には、抽出技術にとどまらず、生豆から味の構築を図るために焙煎機を導入。豆はブラジルなど4産地のシングルオリジンを仕入れる。「微妙な火加減の違いで豆の表情はガラリと変わる」と工具を手にして、焙煎機をカスタマイズすることも。徹底的に追求して、豆の個

仕事を超えて人生に入り込んできた、第二の故郷でアートをパチリ。|濱田英明

この春、人生初のふらり旅をしました。思い立ったが吉日と、2人の息子を連れて小豆島へ。寸前でフェリーを逃したり、立ち寄った姫路城が激混みだったり、いくつかのハプニングも乗り越え、大阪を出てから7時間後にようやく到着。実はこの島は、2013年は瀬戸内国際芸術祭の撮影に、翌年は小豆島町独自のアートイベント、昨年は劇団〈ままごと〉の公演に関わっていたため、毎年、数十日単位で滞在している馴染みの場所。初日は

着るほどに育む布、ホームスパンを訪ねて。

 松浦弥太郎さんには憧れの服があった。志賀直哉、武者小路実篤といった白樺派のメンバーや濱田庄司、河井寛次郎など民藝運動の先人がこぞって愛した「ホームスパン」である。ホームスパンはスコットランドを発祥とする毛織物の一種で、ホーム(自宅)でスパン(糸を紡ぐ)することからその名がついた、ツイードの一種である。明治の初め頃に日本に伝わり、コートやジャケットなど主に外套用の高級素材として北海道や東北など寒冷