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樋口

粉にこだわるピッツァとパスタ。

〈浅草開化楼〉と共同開発した絶妙バランスの低加水パスタ。

シチリア修業時代、現地の生パスタの食感に感銘を受けたシェフの樋口敬洋さん。帰国後、自家製に挑戦するもなかなか再現できず、製麺会社〈浅草開化楼〉とタッグを組み、低加水パスタを開発。通常加水率40~50%で作るところ、約30%に抑えることで、樋口さんが求めていた歯切れの良さとモチモチ感が融合する麺が完成した。ディナーメニューの定番は、辛めのア

令嬢、マドンナ、豊満美人。 女たちの美的競演。

性像には、画家たちの理想が詰まっている。俺/私こんな人が好きなんですよという、いわば自己紹介だ。だから、顔の造作やプロポーションはもちろんだが、色気と品のバランスや醸し出す雰囲気、ファッションセンスを見て、なるほど……と想像すると楽しい。例えば、「とろけるような、又、豊かな自然と、豊満な感じの女とがあらわれてさえいれば、私の要求は満たされたのです」という言葉が、どの女性を描いた画家のものかは一目瞭

《Paragon》とジャズ、そしてママの懐の深さ。

まず目に飛び込んでくるのは、〈JBL〉の名機《Paragon》。決して広くはない店内に対して一見不釣り合いに見えるほど大きなスピーカーだが、クリアな音にしっとりと包まれる感覚は心地よい。正面の席はもちろん、奥行きのあるカウンターの一番端の席でも、柔らかく反響する音色の質は変わらない。「マスターがジャズに合うスピーカーを探し求めて、45年前に出会ったこの《Paragon》。この音を聴いている時が、一

HOUSE H

 真っ白い“おうちの形”をした家。中に入ると、Yの字の柱がいくつも立っていて、“枝”
のところに2階の床が引っ掛かっているという仕組み。2階の床は大きさも位置もばらばら。たくさんの魔法の絨毯が森の木の枝にのっかっている、という風情だ。柱にはときどき壁も付いている。
 建て主の樋口さん夫妻は台所が中心にあって、家族の気配が感じられる家に住みたいと思っていた。玄関を開けるとすぐ台所になっていて子供が帰