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恩師のダンスに腰が抜けました。|アイナ・ジ・エンド → 佐久間宣行

 初めまして、アイナ・ジ・エンドです。初めて『ゴッドタン』のキス我慢選手権を観た時は衝撃を受けました。セクシーな紗倉まなさんが頭から離れず(笑)。大人が全力で遊ぶのって憧れで、いつも番組を楽しみにしています。前回教えてもらった演劇『わが星』は、テンポ感の良い音楽と緩急あるセリフに独特の緊張を感じると同時に、お客さんの口元が緩む瞬間にホッとしました。劇場でも観てみたいです。お返しに、舞台作品繋がりで

ラップと演劇が融合した名演を。|佐久間宣行 → アイナ・ジ・エンド

 佐久間です。BiSHの曲はよく聴いていて、パフォーマーとしてはもちろん、振り付けや作詞作曲を手がけるアイナさんは、クリエイターとしてクレバーな人だと視聴者目線で好きでした。まだお会いしたことはないので、勝手なイメージで選んだんですが、劇団ままごとの演劇『わが星』なんてどうでしょう? 星の一生と人の一生を重ね描いた90分の芝居で、終始□□□の三浦康嗣さんが手がける時報のトラックが、ラップを乗せて展

映画が伝えるレイシズムの過去、そして現在。

 世界がグローバル化する一方で、皮肉なことにレイシズム(人種差別)が様々な形で顕在化するようになった。ソーシャルメディアにおいても、レイシズムに端を発したヘイトスピーチは後を絶たない。そして、それが現在の新型コロナウイルスによるパンデミック下の世界において、ますます苛烈さを増そうとしている。

 映画も、今から100年以上前に製作されたD・W・グリフィス監督による無声映画の傑作『國民の創生』の頃か

【5月2日全国順次公開予定】ナレなし、音楽なし。テーマなし。想田和弘「観察映画」最新作は老夫婦の日常。

台本やナレーションがないドキュメンタリー映画=観察映画で知られる想田和弘の新作『精神0』。患者一人一人の孤独と対峙し続けてきた82歳の精神科医・山本昌知に10年ぶりにカメラを向けた本作について、旧知の仲でもあるライター、武田砂鉄が訊いた。

【音楽を聴いて旅気分】野村訓市が選ぶ、「ヒッピーの聖地〈ビック・サー〉へ向かう車で聴きたくなる」プレイリスト

『BRUTUS』の特集「いつか旅に出る日。」(914号)で、アメリカ・カリフォルニア州にある〈ビック・サー〉の取材を行った野村訓市。
〈ビック・サー〉とは、荒々しい海岸線と大きな森林に囲まれた、小さなコミュニティのこと。かつてビートニックの作家たちは“その大自然”にインスピレーションを受け創作し、彼らの作品を愛読するヒッピーたちはこの場所に憧れを抱いた。
目的地には、サンフランシスコからロサンゼル

San Quentin #1 (Angela Davis at San Quentin)(1971)|ピーター・ソウル

 誰もが知る『三匹の子豚』のお話。多くの人は子供の頃に絵本で知ったのではないでしょうか。レンガの家を造り、狼の手から逃れた子豚から学ぶのは、「手抜きをせず真面目に取り組んだ者が救われる」ということ。そんな3匹の子豚たち、上の絵ではそれぞれ「正義」「金」「権力」と書かれた帽子(英国などの大学の卒業式で被るあの四角い帽子)を頭に、恐怖の表情を浮かべています。どの子豚も血管でできた十字架に磔にされ、助か

映像の先駆者2020(後編)

 前回に続いて僕のエバーグリーン映像作家を紹介。第2位はドイツの巨匠オスカー・フィッシンガー。1930年代に発表された「study」シリーズは音楽に完全シンクロする抽象アニメでMVの始祖にして完成形。僕は90年代初頭にレーザーディスク(!)「映像の先駆者シリーズ」で、初めて彼の作品に出逢い、その時の衝撃とワクワク感で映像を作っています。この連載はネット時代の「映像の先駆者」を目指しました。第1位は

【4月3日発売】内省的で美しいサンダーキャットの新作。

 サンダーキャットが、大ヒット作『Drunk』(2017年)に続く、5枚目のアルバムを発表する。前作から3年の間、自身のツアーはもちろん、フライング・ロータスやトラヴィス・スコット、マック・ミラー(R.I.P)らの作品やライブに参加。「地元(LA)の友達に誘われただけだよ」と言うけど、今ではみんな世界中のフェスなどに、ヘッドライナーとして出演しているツワモノばかり。ところが、写真の通り、サンダーキ

Gift Horse (2014)|ハンス・ハーケ

 ここは、観光客で賑わうロンドンのトラファルガー・スクエア。政界人が演説をする場としても有名な広場ですね。その中心で威容を誇るのはナポレオンから英国を死守した英雄、ネルソン総督の像。ほかにも広場の四隅には国王や軍人のモニュメントが鎮座しているのですが、その一つに、期間限定で現代アーティストの作品を設営することが通例になっているんだとか。2014年ここに堂々とお目見えしたのが、ドイツ人のアーティスト