命を支え、人と人を繋ぐ装置になる“コメ”の底力。 「都会に住んでいると、“コメ”は“買うもの”ですよね。でも、コメ作りをしている地域にとって“コメ”は“生きもの”なんです」。フードディレクターの奥村文絵さんは言う。奥村さんの仕事は、地域食のブランディングや老舗ブランドの再生といった、生産者や料理人、環境など、「食」を取り巻くあらゆることのディレクション。現在、21_21 DESIGN SIGHTで開催中の『コメ展』にも、佐藤卓や竹村真一をはじめと