キーワード

青柳

どうしてみんなグレン・グールド好き?

「グールドって難しくて、迂闊に好きって言っちゃうと余計なものがいろいろ付いてくるんですよ、スノッブとかオシャレとかね」

 グールドは好きですかという直球の質問に、原摩利彦はおかしそうに、でもちょっと困ったような顔で答えた。たしかにグールドという記号はある時期イケメン男子のアクセサリーのようだったし、一般名詞化した「グールド好き」は原のような音楽家ならなおのこと、口にしづらいに違いない。それでも原

【話題の場所】下北沢の夜遊びで、じっくりいい音楽を堪能。

 イギリスのタイムアウト誌が毎年発表する「Time Out Index 2019」で、「世界で最もクールな街」の第2位に選出された下北沢。劇場やライブハウス、古着店の街として、若いカルチャーを育んできた場所だ。駅前の再開発に続き、今年中には路線跡地に商業施設がオープンするなど、街並みが一変。環境の変化やタイムアウト誌での選出に一番驚かされているのは、当の下北のバンドマンや役者たちかも。時代は変わる

奇妙な生き物たちを愛し、異形に愛される作家が編む、誌上アンソロジー。

「根底では、異質な他者との出会いを求める気持ちと拒絶する気持ち、警戒、恐怖と興味がない交ぜになって蠢いているのではないでしょうか。他者の向こう側に潜む未知の世界には妄想をかき立てられるし、そこには潜在意識の投影という屈折を経て出会う、まだ見ぬ自分自身がいるかもしれない。同時に、日々生きている実感が摩耗していくような今の社会にあって、自分以外の生き物の存在を通して失われた実感を取り戻そうとしているの

俳優、劇団EXILEメンバー

きっかけ/「札幌での高校時代はバンドを組み、本気で歌で食べていこうと思ってました。今思えばすごく甘かったけど(笑)。なんとか歌で勝負したくて『VOCAL BATTLE AUDITION』に参加したけど、結果は2次審査で落選。でも、それが縁で事務所から俳優をやらないかと誘われたんです。当時は演技に興味はなかったけど、何でもいいからチャンスを掴みたい一心で〈EXPG札幌校〉
で歌と演技のレッスンを始め

中湯川人形

 会津若松市郊外にある東山温泉。かつては山形県の上山温泉、湯野浜温泉と並び、奥羽三楽郷と呼ばれた温泉郷です。伊達政宗や上杉景勝など、名だたる武将たちも歴戦の傷を癒やしたのだとか。この名湯のみやげもんとして人気なのが、「中湯川人形」と呼ばれる土人形。東北の温泉郷みやげといえば、“こけし”が真っ先に思い浮かびますし、福島でいえば、三春張り子をはじめとした張り子細工が盛んな土地柄です。そんな中、なぜ東山