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内田

怖さが潜む、ゾッとするフレーズ。

思春期の百閒が動物をいじめる随筆の最後がこれ。死の瞬間に色が変わったというんだけど、ここで物質レベルの話が「死」という状態の話に切り替わっている。直前の鮒や蟹のところでは白やら青やら出てくるのに、この部分だけパートモノクロになって、何色に変わったのかが書かれない。この欠落がたまらなく怖いんだけど、これは文章だからこそできる技で、短いなかに取り返しのつかなさやある種の絶望感さえ漂っています。すごく視

浅生鴨『伴走者』の淡島

名前:浅生鴨『伴走者』の淡島

症状:「お前が不安ってことは、俺も不安ってことだ」
そうなんだ。淡島は顔を上げた。俺は伴走者だ。内田が恐怖を感じずに走れるようにするのが俺の役目じゃないか。

備考:視覚障害者ランナーの伴走者となった主人公の、伴走を通した心の変化をありありと描いた「夏・マラソン編」と、「冬・スキー編」の2編。講談社/1,400円。

アグロタケシ

国際品評会『カップ・オブ・エクセレンス』の審査員を務める店主の内田一也さんは、中南米&アフリカ13ヵ国の農場主たちと交流しながら、コーヒーを輸入販売している。アグロタケシは、標高1,750〜2,600mにあるコーヒー農園として有名。地中に埋まるインカの遺跡の石の蓄熱により、豊かな風味のコーヒー豆が栽培できる。「素晴らしいテロワールで育った豆を中煎りすることで、柔らかい口当たりに。ピーチのような優し

アメリカで出会い、長年思い続けた 憧れの大型家具がついに自宅へ。| 内田 斉(JANTIQUES オーナー)

外国人向けの70年代のヴィンテージマンションを改装した家の至るところに配置されたミッドセンチュリーの家具。その中でも内田斉さんのお気に入りは、長く持っていたが最近ようやく設置できたというジョージ・ネルソンのCSSだ。

自由に組めるウォールユニット型の収納システムで、台座を好きな位置につけられるためレイアウトの自由度が高く、使う人のセンスが表れるプロダクト。内田さんは9本の鉄筋のうち、6本をリビン

知性派AV監督が惚れる、一筋縄ではいかない男たち。

 松尾さんは、「あらゆる人間は生きているだけですでに迷惑なんだから、人に迷惑をかけた時に、いちいち謝るな。その分、人を楽しませたり、良いことをしたらいい」と言いました。松尾さんは「すべてのAV監督の兄」だと思う。そして父っぽい人より兄っぽい人のほうが、権力的でないぶん、より男らしい。内田百閒は、昭和42(1967)年、日本藝術院会員に推挙されるが断り、理由を聞かれると「いやなものは、いやだ」と答え