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東大

かつて、カウンターカルチャーを担った詩人たち。

アメリカに端を発する、1950年代の後半にあった、ジャック・ケルアック、ウィリアム・バロウズ、アレン・ギンズバーグ、ゲイリー・スナイダーなどの詩人を中心とした、ビート・ジェネレーション(現在の社会体制に反逆し、アートや文学で、人間性の解放を目指し、それに伴ったコミューン活動の総称)。それが日本で、狂乱の文化となったのは、10年後の60年代後半になる頃だ。

あまりにもヤバすぎて発禁状態? 衝撃の問題作、57年ぶりに復活!

日本を代表する小説家の一人として大江健三郎の名を挙げることに異論を差し挟む者はいないだろう。なにしろ日本人作家としては川端康成に続いてノーベル文学賞を受賞した人物なのだから。
 
受賞は1994年。理由は「詩的な想像力によって、現実と神話が密接に凝縮された想像世界を作り出し、読者の心に揺さぶりをかけるように現代人の苦境を浮き彫りにしている」から。しかしその前段に、猥雑な想像力によって禍々しい現実を

人類の今と未来を知るには どんな本を読めばいい?│選者 吉川浩満

人工知能などの進化がめざましい昨今、SF的な未来の到来に不安を覚える人も多いのでは? 『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』は、著者の吉川浩満さんが新旧文理、膨大な関連書物を読み解き、ポストヒューマン時代について考察した「人間の今と未来について考える」入門書。“歩く本棚”こと吉川さんに、今読むべきテクノロジー系書籍について聞いた。

 ポストヒューマン時代というと、多くの方が未来のことだと思う

テーマ〈続々々・怒られる〉

宮沢 学生の中でもA+ばっかり取っている子がいて、ほかの学生に聞くと、東大に落ちた子だと。何が優秀かって、「やってこい」って言ったことを、きちんとやってくるからね。ま、早稲田の学生はしっかりしてんだけどさ。俺なんか、締め切りは守らない。
やつい でも宮沢さん、明日までに台本をって言ったら、書いてきますよね。
宮沢 台本ないと稽古が大変だから。
やつい でも劇作家が稽古の当日までに台本を間に合わすこ

小さな頃から細かくこちょこちょ描くのが好きだった。|藤城清治

生まれは大井町です。きょうだいは姉と2人で、父は三菱銀行の銀行員でした。調査役や検査役として、また銀行関係の本を出してもいました。とにかく真面目で堅いというか、夜は6時には家に帰っているような人でした。母は小学校の先生をやった、割合と融通の利く人で、僕が絵を描くのを応援してくれていました。小さい頃から絵ばかり描いている無口な子と思われていたみたいでね、母が先生に相談したら「絵を描いてみんなに見せた

純情のふりをしてたら、ジュンちゃんって呼ばれてね。|佐々木 忠

 卒業してから6月までは何もせずフーテンをしてました。当時は勤めなきゃいけないっていう時代じゃなかったんですよね。子供は親の仕事を継いで、2人いたら2人で分けて、勤めに出るというのは特別な、東大とかいいとこ行っている人間がするもので。だから僕は何にもしてなかったんですが、あのーちょっと仕事したいって言ったら親が5万円くれて。今の50万円ですね。僕はね、その頃みゆき族だったんですよ。みゆき通りにすご

文化は、モノを捨てないことから生まれた。|立花 隆

「モノを残すというのは人間の本能なのです」。立花隆さんは、高校時代から本をほとんど捨てずに生きてきた。昨年刊行された『立花隆の書棚』(中央公論新社)では20万冊もの蔵書が紹介されていて、「書棚を見ると自分の『メイキング・オブ』が見えてくる」(『立花隆の書棚』
より引用)と綴っている。取材で訪れた自宅兼事務所である通称“ネコビル”と“三丁目書庫”は噂通り本がひしめき合い、特に3階建てで地下室もあるネ