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島根

世界を読み替える、クトゥルー神話の魅力。

人類が登場するはるか以前、地球を支配していたのは異次元から到来した邪悪なる神々だった。異形の姿を持つ邪神たちは、地底や海底で眠りに就きながら、復活の時を虎視眈々と狙っている。「クトゥルー神話」とは、こうした壮大な世界観のもとに創作された複数の作家たちによるフィクションの総称だ。その起点となったのは、アメリカの怪奇小説家H・P・ラヴクラフトが1920年代から30年代にかけて執筆した作品。彼の死後、多

[ 中国 ]山陰と山陽で異なる個性を持つ。

地域ごとに、気候風土が異なる日本列島。津々浦々を探してみると、その土地の風土に合わせ進化した、特徴あふれる調味料が選びきれないほど見つかります。土地と食材の魅力を知り尽くした料理人たちに、お薦めの3品を教えてもらいました。使い方のワンポイントアドバイスを参考にしながら、調味料で日本一周してみては?

家庭の味を食べる、みんな食堂。|平松洋子

日本各地を巡り、その土地を支える「食」を食べ、味だけでなく地域の歴史や風景、匂いや食感まで実感を込めて鮮明に伝えてくれるエッセイストの平松洋子さん。地域と食という、地域再生に欠かせない2つのキーワードで、平松さんが廃校をプロデュースするとしたら?

 全国で子供の貧困対策として「こども食堂」が広がっていますが、過疎の村では、高齢者の一人暮らしが案じられています。せっかく廃校が使えるのなら「みんな食

文化財ではなく、文化として受け継ぐ、明るく軽やかな茅葺きの家。

 陶芸家の十場天伸さんは、この茅葺きの家で育った。神戸市は淡河町、里山の尾根筋に立つ古民家で、十場さんが中学に上がる頃、庭に両親が新しい家を建ててからは大きな物置のようになっていたという。
 高校で地元を離れ、島根で民藝とスリップウェアに出会った十場さんは、10代の半ばで陶芸家になることを決意する。卒業後、京都で技術を学び、独立独歩、さて、どこに窯を築こうかというとき、実家から「茅葺きの家は、潰そ

栩翁S

「夜営業のようなごちそうだけではない食材の魅力を伝えたい」との思いが込められた朝の定食。南部鉄の厚釜で“強火の攻め炊き”をする新潟県魚沼産コシヒカリのご飯に、島根県の近海で水揚げされる鮮魚の干物は炭火焼きで提供。3種の味噌をブレンドした味噌汁に手の込んだ小鉢も抜かりなし。わざわざ誂えた作家ものの器でいただく、これぞ極みの朝食。