
埼玉


爆笑問題 太田 光×ナイツ 塙 宣之 東京名所案内。
東京の笑いを牽引する爆笑問題の太田光とナイツの塙宣之が初タッグ。仕事でもプライベートでも思い出深い、彼らにとっての名所の数々をナビゲートしてくれた。アラート寸前(!)、ギリギリエピソードを大公開。

もはや、カレーなのか⁉ スパイス×出汁のハイブリッドカレー。
椅子もなければ、扉もない。ビニールシートがはためく立ち飲みスタンドへの出店。それでも、営業時間が近づけばわらわらと客が集まり、雨でも行列。ここが、スパイスとご飯さえ入ればルール無用の大阪カレー界で、類い稀な高難度コンボで人々を虜にする〈堕天使かっきー〉だ。

『力が湧く炭火焼き』いろ鳥 / 炭火屋 るぷりん
気をもむ情勢が続いている中でも奮起してオープンした2軒。その共通点は「炭火で焼いた肉が旨い」こと。最も原始的であると同時に、良い素材の持ち味をぎゅっと閉じ込められる調理法「焼く」を味わって、心身のエネルギーを補給したい。

一期一会の劇場体験。もぎり経験者が語る、映画館でしか味わえないこと。
18歳から7年間、銀座の映画館で「もぎり」のアルバイトをし、今も地元のキネカ大森でときどきもぎりをしている片桐はいりさん。街の小さな映画館を応援したいと、昨年、キネカ大森の先付けショートムービー『もぎりさん』に出演。今夏、第2弾が公開される。俳優仲間で、もぎり経験者の伊勢志摩さんと映画館愛を語ってもらった。

あの州の郷土料理。
シチリア住民が日々食べる、滋味深い“まかない”料理。
青く広がる海と空、開放的なシチリアの空気に惚れ込んだという大下竜一シェフ。「現地での修業時代、そこのシェフが毎日のように食べていたまかない料理が本当においしくて」。そんな“まかない”料理がこの店の原点となっている。野生のハーブ・フィノキエットやイワシ、内臓料理など、リストランテとはまた違う庶民の味は千葉県八街市の〈エコファームアサノ〉など仕入

いま、失われゆく昭和の店に、惹かれるのはなぜだろう。
昭和から平成へと生き続けてきた飲食店の、閉店の報が相次ぐ一方で、そうした店に惹かれる20代、30代が増えている。世代は違えど、いま行かなければ、書かなければという思いに駆られ本を上梓した2人、井川直子さんと難波里奈さんが、3月に閉店が決まった洋菓子の老舗〈アルプス駒込本店〉を舞台に対談。ほっとする、和む、懐かしいでは終わらない、昭和の店の魅力について語り合った。

蕎麦を啜りフレンチに酔う、森の中の一軒。
八ヶ岳の南麓、陰影の濃い緑に包まれて立つ黒く尖った三角屋根。築200年の古民家を移築し、会員制別荘として使われていたこの場所を受け継いだレストランが、3年目を迎えたこの夏、オーベルジュとしてリニューアルした。主役は、八ヶ岳伏流水と蕎麦粉だけで作る十割蕎麦、そして地の食材を使ったフレンチ。都内のフランス料理店で料理長を歴任し、アジアのベストレストラン50に選出されたシンガポール〈WAKU GHIN〉

ナンパもダンスも団欒も。
浮世絵のルーツは庶民の日常を描いた風俗画だ。踊り、祭礼、遊郭に興じる町衆たち。実は平安の絵巻にも風俗描写はあるのだが、独立した絵として描かれるようになったのは戦国時代が終わる頃から。踊りなら踊り手をズームアップし、遊里なら親密な空気や猥雑な会話も伝わるようなフレーミングで。非情の世に隠れていた人間の愛すべき営みに目を向けてみたら、意外と絵になった、ということだろう。ほかにも、宴や歓楽の様子を肯定感

ラ・リベルタッド
オーストラリアでカフェ文化を吸収、その後、ノルウェーで心を揺さぶられるようなコーヒーに出会ったことから、ロースターの道を志したという店主の鈴木洋介さん。パッケージには、コーヒーからイメージした味と香りが水彩で描かれている。「サン・ラモン種&パンカ種をウォッシュト精製、浅くローストしたこの銘柄は、華やかな香りと、アプリコットやミカンのような甘味が魅力」(大西)。細かく挽いて長めに蒸らし、濃いめに抽出