
ホロッと口の中で溶ける栗の味で故郷を思い出す。|三遊亭歌武蔵
お客様の差し入れでいただいたのが出会いです。家で晩酌をする時に、酒の肴がちょうど切れていたもので、まあこれでいいかと小さい箱を開けたんです。ウイスキーのアテに一つつまんだら……“なんだこれ、うめえじゃん”と(笑)。チョコレートが甘すぎず、栗の味がしっかりしていてお酒にちょうどよく合うんです。私は岐阜の出身。岐阜の中津川の名物に「栗きんとん」というお菓子がある。栗と砂糖を炊いて茶巾で絞った和菓子で
お客様の差し入れでいただいたのが出会いです。家で晩酌をする時に、酒の肴がちょうど切れていたもので、まあこれでいいかと小さい箱を開けたんです。ウイスキーのアテに一つつまんだら……“なんだこれ、うめえじゃん”と(笑)。チョコレートが甘すぎず、栗の味がしっかりしていてお酒にちょうどよく合うんです。私は岐阜の出身。岐阜の中津川の名物に「栗きんとん」というお菓子がある。栗と砂糖を炊いて茶巾で絞った和菓子で
あるジェントルマンズブックには、タンクトップは体裁の悪い男性用下着の典型であり、今後50年先に着用されるかどうかは非常に疑わしい存在として紹介されていた。しかし、現在においても、シャツの下に着ていてこれほど頼もしい存在はほかにないのがタンクトップだ。
一番好きなのはセントラルパーク、次はブライトンパーク。よく好んで利用するのは代々木公園や上野公園です。重要なポイントとしてはピクニック向きか否か、ですね。
「日本では伝統的に、365日いつでも入れる公園はありませんでした。お屋敷の庭園はたまに開放されても、基本的に個人のもの。お寺の敷地をそのまま公園に読み替えた上野公園や芝公園などが明治の初めにできましたが、土地を整備して誰でも入れるようにした近代的公園は、明治20年代に計画された〈日比谷公園〉が初めてです」。建築史家また建築家として活躍する、藤森照信さんは説明します。
藤森さん
生まれは東京の台東区、昔で言うと下谷区です。この間ふと急に思い立って、地下鉄に乗って上野広小路で降りて、御徒町公園から自分の生まれた場所を回ったんです。佐竹商店街を通って、竹町公園で女房に作ってもらったおむすびを食べて、竹町小学校(現在の平成小学校)を横目に見て、空襲で逃げ場だった西町を通って、久しぶりに西郷さんに会って、全1万1500歩(笑)。兄弟は5人で私は3男。みんな生まれたところが違うん
かつは絶対ロース? ふふ、何を言ってんだか、ヒレに決まっているじゃないか。はいはい、ヒレかロースか議論は置いといてこちら〈蓬莱屋〉は大正元(1912)年創業。上野松坂屋の脇の屋台からスタートし、昭和3(1928)年、現在の場所に移転した。先代の山岡吉孝さんは先々代の娘さんの婿養子だった。
〈蓬莱屋〉は創業当初から、ヒレカツ一本に絞って展開してきた。使ってみてほしいと肉屋が持ってきたヒレ肉をカツにし
刺激の中に、香りや旨味、コクを宿すスパイスを巧みに使い、お酒と楽しませる店が生まれた。片や南インドをベースにしたスパイスバル。片や、アフリカや中東のスパイスを織り交ぜて独自の味を追求する焼肉。一度味わうとまた食べたくなる中毒性に、要注意。
専門店や小売店がひしめき合い、昭和の香りを残す東京・上野のアメ横。その雑居ビルの2階に、潜むかのように店を構えるサンリミット。外の喧騒と隔絶された広々とした空間には、服が見栄えよく並んでいる。
江戸時代に発展した食べ物といえば、蕎麦と寿司。21世紀になっても、その人気は衰えず。今回ご紹介する2軒は、江戸の仕事を今に生かす若手ホープの店。どちらも「そっとしといて」と閉めかけた扉をムリヤリこじ開けた感あり。いい店です。大事にしてね。