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小川洋子『ひよこホテル』の男

名前:小川洋子『ひよこホテル』の男

症状:「しかし男はこうした思いのあれこれを、少女に向かって言葉にはしなかった。返事がもらえないからではなく、お互い喋らないでいる方が平等だ、という気がしたからだ。

備考:表題の『海』や『ひよこホテル』など、少し歪だが静謐で温かな物語たち7編をまとめた短編集。収録作品に関する著者インタビューも収録。新潮文庫/430円。

スペシャリスト2人が語る、伝統建築のこと。

藤塚光政 さてまずはここ、宮城さんのホームグラウンドでもある平等院の話から始めましょうか。鳳凰堂って、洲浜のせいか甲殻類が池に入っていくようにも見えるし、また翼廊と尾廊があるせいか、そのシルエットが鳳凰よりオスプレイのように見える。ほかにはない特殊な平面の建築だなと思いました。
宮城俊作 そうですね。ある意味で具象建築ですね。平等院は、遣唐使の廃止後、和様が独自の発展を遂げて形を成しつつあった時代

谷保第四公園|三浦祐太朗

「幼い頃、遊んでいた公園です。噴水と流れる小川で夏はびしょ濡れになって遊んでいました。ゴリラのオブジェがあり、昔からお気に入りです」。大人になり実家へ帰省した際、ふと立ち寄ったことがきっかけで再び訪れるように。目的は主に、歌詞のアイデアが欲しい時。「この公園は困った時にそっとヒントを教えてくれる場所。ちょうど2頭のゴリラを見渡せる小川を挟んだベンチに座って、思いついたフレーズを《ほぼ日手帳》に記し

黒一色のモードな足元。

黒一色のモードな足元。

春夏コレクションの定番となった〈エルメス〉のエスパドリーユから、シックなオールブラックが登場。今シーズンは、肌にしっとりと馴染む柔らかいナッパレザーを使った、素足でも快適な履き心地。レザーソールにジュート素材を巻きつけて美しく仕上げ、細部まで丁寧な職人技が光る一足。86,000円(エルメス/エルメスジャポン☎03・3569・3300)

アートを飾り、音楽を奏でる“完璧な”遊びのための家。

 住人の中原洋さんは編集者。建築やアートを中心に扱い、これまで数多くの住宅を見てきた。31歳で建てた最初の自邸「大和町の家」は、打ち放しコンクリートの荒々しい壁面を持つローコスト住宅で、後の都市住宅の在り方にも大きな影響を与えた家だった。30年以上住んだその愛着のある家を売りに出し、中原さんが「完璧な老後のための家として建てた」というのがここ「阿佐ヶ谷南の家」だ。
 敷地は青梅街道沿い。コンクリー