
三浦


物語と詩で魅する青春小説を。|三浦直之 → 佐久間宣行
16歳の結合双生児の瑞々しく切ない青春を描いたヤングアダルト小説。原作は2016年のカーネギー賞を受賞。ブックデザインは祖父江慎が担当。ハーパーコリンズ・ジャパン/1,700円。

ゲームならではの表現に感嘆!|佐久間宣行 → 三浦直之
近未来の高度テクノロジー社会を描いたオープンシナリオアドベンチャーゲーム。2018年にPlayStation 4用ソフトとして発売し、2019年以降はPC版も配信中。監督・脚本:デヴィッド・ケイジ/開発:クアンティック・ドリーム。

大竹伸朗を覚醒させたバリの旅。
1980年代の初期BRUTUSで活躍したエディター/ライターの森永博志さんは、不良やアウトローの特集や、開放政策前の中国に乗り込み取材を敢行するなど、幾多の名物企画を手がけてきました。自身が関わった最高の一冊を尋ねると、現代アーティスト大竹伸朗さんとともに作った号を挙げました。

ラップと演劇が融合した名演を。|佐久間宣行 → アイナ・ジ・エンド
佐久間です。BiSHの曲はよく聴いていて、パフォーマーとしてはもちろん、振り付けや作詞作曲を手がけるアイナさんは、クリエイターとしてクレバーな人だと視聴者目線で好きでした。まだお会いしたことはないので、勝手なイメージで選んだんですが、劇団ままごとの演劇『わが星』なんてどうでしょう? 星の一生と人の一生を重ね描いた90分の芝居で、終始□□□の三浦康嗣さんが手がける時報のトラックが、ラップを乗せて展

ジャズピアニスト・丈青が惹かれたフィメールラッパー・Awich
傑作アルバム『孔雀』をリリースしたラッパー・Awichと、SOIL &“PIMP”SESSIONSのピアニスト・丈青。AwichがSOILの「Heaven on Earth」に参加してから、2人はライブや作品で共演を重ねてきた。そんな両者の対談、冒頭から知られざる話が……。

フィールドを超えて惹かれ合う、2人の音楽家、文筆家が再会。

成り上がりの象徴? 単なるキャラクターの一つ? 芸人にとって、“スニーカー”とはなんなのか?
オーダーメイドのスーツに、ピカピカの革靴。昭和の芸人が、観客の待つ舞台へ上がるための正装としてあつらえた最大級のお洒落。時は流れて平成、そして令和へ。芸や演目の多様化から、お笑いの場所は劇場を中心としながらもテレビへと広がっていった。そして、芸人のお洒落も、スーツに革靴から、カジュアルなファッションにスニーカーが定番に。テレビ番組『アメトーーク!』の「スニーカー芸人」で、莫大なコレクションとともに

町のワイン食堂。
下町の路地裏で、極厚ビステッカを食らう。
オーナーシェフの大沼清敬さんが、「これを食べてもらいたくて店を作った」と言う一品がブラックアンガス牛の炭火焼き。フィレンツェの流儀そのままにTボーンを30分以上かけて焼くことで余分な脂を落とし、肉の旨味を際立たせる。ワインセラーには100種以上のイタリアワインがあり、解説タグが付いているためセラーに入って自分で選んでもOK。焼き上がりを待ちながらワインを

注目! ニューオープン。
昆布で育つ和牛や産直の鮮魚。力のある食材を直球勝負で。
〈ラ・ビスボッチャ〉や〈イル・ボッカローネ〉といった名店で5年余りローマ料理を学び、その後ローマを中心にイタリア各地で修業を積んだ伊藤淳シェフ。麻布の住宅街に開いたイタリアのトラットリアそのものの雰囲気な店は、居心地がよくてつい長居をしてしまう。メニューは得意のローマ料理を中心に、イタリア各地の郷土料理を幅広く網羅。黒板にはその日のおすすめ