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築地

福岡の自然派ワインの草分け的存在『とどろき酒店』●三筑

 15年ほど前から自然派ワインを扱うとどろき酒店。代表の轟木渡さんがフランスのワイン生産者を訪ねた折、ワインに造り手の人柄がにじみ出ると気づいたのがきっかけだ。「今でこそ当たり前のことですが、当時は大発見。わくわくしながら店に置き始めたのに、全く売れませんでした」と笑う。くっきりした味のワインが好まれた時代に、自然派ワインは「濁って曖昧な味がする」と返品されることもしばしば。しかしその滋味と個性に

朝から賑わう築地で飲める至極のシングルオリジン。『YAZAWA COFFEE ROASTERS』 ●東京/築地

 築地市場内で運搬業を25年続けた廣田賢一郎さんは、築地で朝からスペシャルティコーヒーが飲める場所をと、知人のお肉屋さんの裏口に店を開業。店は小さくとも姿勢は大真面目で、自宅の焙煎機で毎日ローストしている。店主が力を注ぐのは酸を心ゆくまで味わえる浅煎りのシングルオリジン。ただし市場の声をもとに様々な煎り加減を提供している。いつかは焙煎機のある店を持ちたいと廣田さんは語ったが、この面構えもまた味わい

スパイスつまみ

フレンチシェフの芳しいスパイス料理を。

・約80種のスパイスの6割はスリランカ産のオーガニックを使用。清新な香りと味わい。
・シェフは〈ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション〉出身。洞爺湖サミットでも調理。
・魚介と野菜もハイエンドゆえ価格は高め。
・フランクフルトの正体はビンチョウマグロ⁉

夏野菜ソテー おからフムス1,998円。ビンチョウマグロ使用 MIX SPICEフランクフルト1,3

朝も夜も活気がある、グルマン御用達市場。柳橋

東京の築地が食いしん坊の心をくすぐる存在だったように、名古屋の台所といえば明治43(1910)年から続く柳橋中央市場。名古屋駅近くの立地ゆえ、60年代にビル化された都市型の市場がいま、変化を遂げつつある。注目したいのは卸売店に交じり、昼も夜も楽しめる飲食店が増えていること。その流れは〈マルナカ食品センター〉から始まった。空き店舗を活用して、早朝はもちろん昼や夜も営業する飲食店が登場し始めたのが20