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ホンマタカシ × 大森立嗣|映画とドキュメンタリーの間にあるもの。

監督・撮影:ホンマタカシ/建築家・妹島和世が手がけた大阪芸術大学アートサイエンス学科の新校舎。「公園のような建物」という思いを込め、その構成から完成までの3年6ヵ月を追ったドキュメンタリー。数々の建築物を撮影してきた写真家ホンマタカシが、一人の建築家が一つの建築に向き合う姿を鮮明に捉える。ユーロスペースで公開中。

「掘っ立て小屋は今日も耐え忍ぶ」

 欄干から眺める川面にはボウフラ三匹飛んでいた。向こうにそびえ立つ煙突からはオレンジ色の煙が吐き出され、空から恐竜が降ってきて『ドカン』。屋根に落ちたよ。小屋の扉を開けると水色のドラム缶が転がってきて『ドボン』。川に落ちました。すると窓から薄っぺらのおっさんが飛び出してきて、ドラム缶にジャンプ、器用に体勢を整え、馬に跨る様な格好になって、川を『ドンブラコッコのコケコッコー』と下っていきました。

【8月22日公開】池松壮亮が、千松信也の生き方に触れて感じたこととは?|『僕は猟師になった』

8月公開のドキュメンタリー映画『僕は猟師になった』の主人公は、わな猟師の千松信也。京都、田舎と都心の中間部に居を構え、週に数日は運送会社で働きながら、あとは生活に必要な分だけ鹿やイノシシを獲って暮らしている。本作の語りを務めたのは俳優の池松壮亮。作品を通して繋がった2人が、邂逅を果たした。