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港区

藤森照信

都内港区のマンションの一室に、藤森ワールドが全開している。床・壁・天井はすべて同じ仕上げで、全面にクリの板が張られている。その中に、過剰なまでにつくりこんだ家具。どこか生き物のようなそれらの家具は、まるで楽しげに集い語らっているかのようにも見える。
 これまで屋根に木を植えたり、外壁を草でこんもり覆ったり、高すぎる柱の上に茶室をつくったり、独自の建築表現で世のほほえみを誘ってきた藤森照信さん。実は

佐野仁美┃広い自宅で日本の若手作家をプレゼン。

港区のマンションの最上階に位置する約170平米の住まい。部屋ごとに異なるコンセプトで飾られた作品には、美術館さながらにキャプションをつけている。先日開いたホームパーティには40人以上のコレクターやアート関係者が訪れた。「展示する場所が欲しかったんです。より多くの方と日本の若手作家の良さを共有したくて」。コレクションには伊藤彩や小牟田悠介といった若手のものから、もの派の菅木志雄、世界的に注目されてい

小松隼也┃アーティストと語り明かして意気投合。

ニューヨークのロースクールに社会人留学し、今年春に帰国。留学中はアート、ファッション、デザインに関する最先端の事例を研究する一方で、アーティストらと盛んに交流していた。「ニューヨークではすぐ“うちにおいでよ”って話になるんですよね」。例に挙がったのは大御所の写真家ロバート・フランク。「会えただけで光栄だったんですが、自宅に招いてくれて。彼の作品に昔北海道で全日本プロレスのポスターを撮影した写真があ

見ることと、見つめること。|上田義彦

僕の部屋には、上田義彦さんの写真が、壁に掛けてある。屋久島の森の景色を撮影した「Materia」というシリーズの写真だ。確かそれは、屋久島の森を訪れて、最初に撮った写真であると上田義彦さんは話してくれた。毎日、朝起きた時と、夜寝る前にその写真を僕は見ている。見るたびに昨日と違った何かを発見し、はじめて見た時のような気持ちになる。そして、それが何かを自分の心のなかで思い耽る。そんなふうに写真はいつも

集まることで、学びのある場所。|ナカムラケンタ

スーパー[六本木]

高級スーパーが多い六本木で、一般的な価格帯での商品提供を目指しているのがここ。おはぎ、煮豆、鯛飯など日本の家庭料理を今に伝える教室も行っているのがいいところ。売ることだけ考えるのではなく、生活者の目線でいいものを集め、伝えている店。●港区六本木1−4−5 アークヒルズサウスタワーB1。

姿も味も素晴らしい、フルーツ万歳! の店。|平野紗季子

ジェラテリア[阿佐ケ谷]

フルーツジェラートの名店です。何度食べても、想像以上に果物の味がしてびっくり。果実味がぎゅっと詰まっていて、夏季限定だった「みかんとヒューガルデン」など異彩を放つ組み合わせも素晴らしい。毎月フレーバーも替わるので、贈り物にしてもとても喜ばれます。●杉並区阿佐谷北1−43−7。2 果物がごろごろ転がる店内は、果物の生命力がすさまじいフルーツの秘境。野菜のジュースにも注目で

勝 新太郎の愛した店。

 赤坂の飲み屋街にある酒場〈田賀〉は、勝新太郎主演『不知火檢校』のポスターやゆかりの写真などが所狭しと飾られた、カウンターとボックス席の空間。伝説のラテンバンド、東京キューバンボーイズでサックスを吹いていた店主、田中泰夫さんと旧知の仲だった勝は、玉緒夫人と2人で気兼ねなく飲める場所として、この店を愛した。生ビールにテキーラを垂らす愛飲の酒は、“廻り花ドリンク”と命名され「浮世の花は、廻り花」の手書