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盛岡

盛って描くかリアルを残すか、 男たちの顔面決戦。

平安時代、礼拝や尊崇の対象として描かれたのが貴人や高僧の肖像画。やがて写実的な墨描きポートレート「似せ絵」を経て、中世には天皇や武士など権力者の肖像が描かれ始めた。
 時の大物の絵とあらば、求められたのはリアルな姿より、本人や発注者にとっての理想像だろう。抑えた表現で気品と威厳を描き出した《伝源頼朝像》はいかにも人格者に見える。《鷹見泉石像》は、蘭学の弟子(渡辺崋山)が師匠(泉石)を描いたものだか

徹底した管理で、ナチュールの味を伝える。

香川〈悦凱陣〉の酒蔵や、盛岡の酒屋〈吟の酒 きぶね〉で下積みをし、ロワールの〈ドメーヌ・モス〉で経験を重ねた小林夫妻が地元・札幌で営む、ヴァン・ナチュールの店。2014年7月に店を開いてからも、毎年1ヵ月はフランスへ渡り、自分たちが飲みたい、造り手から大切に届けたいワインを足で集める。最初12から始まった生産者は、今は60ほどを数える。フランスだけですでに500以上の生産者を巡ったという。稀少価値

DALVエYの折り畳み式ショットグラス|磯部太郎

 山でのお楽しみは何といっても夕暮れからのほろ酔いタイム。山行には必ず、スコッチと葉巻を携えます。高所で冷えた体をじんわりと温めてくれて、独特のピート香も山の気分にマッチするラフロイグの出番が多いかな。重宝しているのが、スコットランドのバグパイプメーカー、DALVEY社製の蛇腹式カップ。地元・盛岡で勤めていたバーのマスターにいただいたもので、折り畳むと懐中時計型の入れ物にすっぽり収まる優れもの。ウ

着るほどに育む布、ホームスパンを訪ねて。

 松浦弥太郎さんには憧れの服があった。志賀直哉、武者小路実篤といった白樺派のメンバーや濱田庄司、河井寛次郎など民藝運動の先人がこぞって愛した「ホームスパン」である。ホームスパンはスコットランドを発祥とする毛織物の一種で、ホーム(自宅)でスパン(糸を紡ぐ)することからその名がついた、ツイードの一種である。明治の初め頃に日本に伝わり、コートやジャケットなど主に外套用の高級素材として北海道や東北など寒冷