
師走(十二月)『年の瀬』
108の煩悩の数だけつく除夜の鐘は、1年間の煩悩を払って新年を迎える儀式。全国数ある中でも、見応えあるのが、僧侶が17人がかりで鐘を鳴らす知恩院。かけ声のもと、親綱を持った一人が仰向けの状態で全身を使って鐘をつき、大鐘の周りでは五体投地が行われる。●京都府京都市東山区林下町400☎075・531・2111
108の煩悩の数だけつく除夜の鐘は、1年間の煩悩を払って新年を迎える儀式。全国数ある中でも、見応えあるのが、僧侶が17人がかりで鐘を鳴らす知恩院。かけ声のもと、親綱を持った一人が仰向けの状態で全身を使って鐘をつき、大鐘の周りでは五体投地が行われる。●京都府京都市東山区林下町400☎075・531・2111
生まれは東京の市ヶ谷です。父は岡山出身の長男でしたが、どうしようもない不良でして。それで土木建築の大将だった祖父は、市ヶ谷に100坪の土地を与えて縁を切ったんですね(笑)。戦前から母がそこに美容院を建てて美容師をやっていましたが、戦争で焼けてしまい、そこに掘っ建て小屋を建てて、また暮らし始めました。半分は住居、残りの半分を美容室にして、母が働きながら11歳年上の兄、私、4歳下の妹を育ててくれまし
笑いとアートは地続きである。それを、数年前から体当たりで表現してきた、芸人ジャルジャルと放送作家の倉本美津留。彼らが中心となったJARTによる展示『Lobby』が京都で開催中だ。彫刻家・名和晃平率いるSANDWICHが展示構成を手がけた会場で、活動への思いを語ってもらった。
マニアのみならず、近所のおばあちゃんをも虜にする、お手本のような出汁カレー。和洋の料理を経験した伊東亮哉さんが、仏像目当てで訪れたインドでカレーに開眼。インドやスリランカのレシピを研究して辿り着いたのが、混ぜ混ぜスタイルはそのままに、ご飯を古代米に、和風出汁を効かせたマイルドなスパイスカレー。スリランカのふりかけも、おばあちゃんが好きな煮豆ものるバランスが秀逸。1,100円。
もしあなたが「カレー食べに行かない?」と地元の人に声をかければ、すかさず「何の?」と聞き返されるはず。札幌っ子にとってカレーは、「スープカレー」か「ルーカレー」で、名物のスープカレー以外は、すべてルーカレーにカテゴライズされていました。しかし近年大阪を中心に盛り上がるスパイスカレーに端を発し、今年1月、現状に違和感を抱いていた店主たちが、「札幌スパイスカレー」を提唱。厳密な定義はないもののスパイス
作品集や写真集、カタログなど、いわゆる文字を主体としない、絵をメインとした本を愛し、収集する2人。そこには、読んで知ること以上の“見る”快楽があるようだ。たくさんのビジュアルブックを手にしてきた彼らが評価するのは、どのような本なのか。
浅草でコメディアンをやって、日劇に行くのが一種のステータスでした。ですから一番嬉しかったのは日劇に出られた時。今は亡き初代三平さんに引っ張られてね。その後、日劇に随分出してもらえるようになりました。劇団ではみんな昼間の芝居が終わると夜はキャバレーでコント。戸塚睦夫と石井均さんがコンビで夜の仕事をしていて。ところが劇団が大きくなって、石井座長が夜の仕事はしないと。戸塚が困って、隣の劇場の三波伸介に
遊牧民族の美しいシルバー。
アフリカのサハラ砂漠で生きる遊牧民のトゥアレグ族。彼らの伝統工芸品であるシルバージュエリーは、すべて鍛冶職人によるハンドメイド。シルバーに手彫りの模様を施したり、頑丈なエボニーウッド(黒檀)を貴石のようにあしらっている。バングル42,000円、リング各9,000円(トゥアレグ シルバー/スティーブン アラン トーキョー☎03・5428・4747)
これからのキャンプ飯は、手ぶらの方が楽しめる⁉ 地元食材のBBQセットに、併設レストランで味わう特産メニュー、さらには収穫したての野菜、ランチボックスも。こんなに進化しています。
設計/伊東豊雄建築設計事務所