
ドルチェ&ガッバーナ


祖父を敬愛する服作り。
〈アーネスト ダブル ベーカー〉の服作りのヒント、それはデザイナーの実祖父のクローゼットに眠る1980年以前のワードローブ。70年代を彷彿とさせるフレアシルエットをややすっきりとさせた、仕立ての良いパンツもその一つ。半永久的にセンタープリーツがとれないように、腰から裾までステッチが施された、紳士に嬉しい仕様だ。71,000円(アーネスト ダブル ベーカー/アディッション アデライデ☎03・5786

Fine Craftsmanship
抜染プリントしたオリジナルバンダナ柄の生地を、パッチワークしたボックス型のプルオーバーシャツ。ダメージ加工と天然泥染加工を施して仕上げたナチュラルな風合いが魅力。襟元を縁取ったベルベット素材のパイピングがアクセント。94,000円(F.I.L. インディゴ キャンピング トレーラー☎03・6418・4125)

Opposing Banality

自由な空気を持ち歩く。
2019年春夏コレクションにて、クリエイティブ・ディレクターのアンソニー・ヴァカレロによる初のメンズ単独ショーをNYで開催した〈サンローラン〉。アメリカ国旗をモチーフにしたバッグは、自由な雰囲気を取り入れたもの。H12.5×W26×D7.5㎝。99,000円(サンローラン バイ アンソニー ヴァカレロ/イヴ・サンローラン☎0570・016655)

E.T.とのペアルック。
映画『E.T.』公開35周年を記念し、〈ミルクボーイ〉がプラッシュドールとパーカをセットにしたスペシャルボックスをリリース。主人公とともに自転車で月夜の空を飛ぶあの名シーンを、それぞれの胸元にプリント。細かな仕様まで、“オソロ”で楽しめるユニークな仕上がり。セット価格15,000円(ミルクボーイ/MILK Inc.☎03・3407・9192)

パリのエスプリ。
ヘミングウェイやキース・ヘリングが滞在したパリ6区にある老舗ホテル〈ラ・ルイジアーヌ〉で生活する男のワードローブがテーマ。ネイビーのベロアトップスは、古着のような雰囲気が今季らしい。胸の刺繍はデザイナー2人それぞれの家紋を組み合わせたデザイン。20,000円(エディションズ エムアール/ネイビー・ノート☎03・6447・4065)

今季、気になるアロハシャツ。
ヴィンテージの生地やプリントを用いたシャツを中心に展開するアメリカブランド〈ギットマン・ヴィンテージ〉。この春は鮮やかなフラワープリントのアロハシャツが登場した。タイトすぎないボディと、短めの丈で夏の定番シャツとして重宝しそうだ。同柄のショーツも展開中。21,8
00円(ギットマン・ヴィンテージ/アウターリミッツ☎03・5457・5637)

いいね、懐かしの「イカ帽」。
通称“イカ帽”と呼ばれる先の尖った毛糸の帽子。昭和生まれは幼少期、こんな帽子を被っていたはず。重量感のあるザラリとした質感としっかりとした編み地。〈BOGEN〉は「スキーをもっと広めたい」という思いから生まれたブランド。懐かしくも今の気分のスキー帽が揃う。左から/5,500円、5,000円、8,300円(BOGEN http://www.bogen.jp)

構造をデザインした家具。
ジュエリーブランドの〈tmh.〉と、デザイナーの島崎真梨によるプロジェクト「OBJECTIVE FURNITURE」が始動。写真は第1弾として発表されたハイスツールだ。素材は塗装を施した針葉樹合板で、斜めにカットして強度を保つなどした独自の構造が特徴。ほかにテーブルも揃う。全2色展開。《WALL−2》40,000円*参考価格(tmh.☎03・3716・6982)