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向井

しかるべき余白がものを引き立てる。ゆとりを残したマンションリノベーション。

 玄関を開けると、すぐにまた3つの扉が現れた。右手の扉はアトリエへ、正面の扉は住居へ続き、残りの1つは洗面所。アトリエも住居もそれぞれ十分な広さがある。
 ここは芦屋の住宅地に立つ築44年のマンションの一室。150㎡の広さがあり、前の住人は3世帯で暮らしていたという。今の住人は額装職人の向井理依子さんで「仕事と生活を分けたくて」と、元の6LDKを玄関すぐで仕切る間取りに改装。アトリエに来る額装教室

極私的最強ラーメン。|向井秀徳

ラーメン[荻窪]

16年前に九州から上京し、私はすぐに「豚骨ロス」になりました。しかし、都内の九州ラーメン店は本場の味と微妙に違う。そこで、「東京に来たからには醤油だろう」と思い至り、辿り着いた先が“荻窪の聖地”。初めて食らったときの感動は忘れられません。九州への郷愁を断ち切れました。●杉並区上荻1−4−6。

原節子さんを観ていると、そこに小津監督の顔が浮かんできますよね。

『もらとりあむタマ子』で前田敦子さん扮するタマ子は、「ダメだな、日本は」とかぶつくさ言いながら、日がな食べて寝て漫画ばかり読んでいる自堕落な女の子。しかし、父親に再婚話が持ち上がると、それまで気づかなかった父への思いに戸惑いを見せる。まるで原節子扮する紀子が、『晩春』で笠智衆扮する父に複雑な思いを抱くように。
 山下敦弘監督と、大学時代からコンビを組む脚本家の向井康介さんと一緒に、小津映画のことを