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中原

感覚を最優先してつくった、現場主義のアトリエ。『FARMOON』

 茶楼、紹介制のプライベートレストラン、新たな料理を生み出すラボ、そして海外から招いたアーティストが滞在し創作活動を行うフードレジデンシー。料理家・船越雅代さんのキッチンは様々な顔を持つアトリエだ。

 賑わう哲学の道からも程近い住宅地。食材を手に入れるべく週に2回は通う大原へのアクセスもよく、ずっと暮らしている左京区で縁あって出会ったのは10年以上誰も住むことなく放置されていた築60年ほどの家。

「よい風景をつくる」ために欠かせないものは何か。中原慎一郎の原点とこれから。

 家具も作るし、住宅や店舗の内装も手がける。展覧会やイベントの監修もする。インテリアショップだけじゃなくて、ベトナム麺食堂も経営し、130社合同の業者向け展示会もまとめる。ランドスケーププロダクツのファウンダー、中原慎一郎の活動は、とても一言では言い表せない。けれど、それらはすべて「よい風景をつくる」ことなのだと、いよいよ明らかにされる展覧会が鹿児島〈霧島アートの森〉で開催されている。

「いろん

イームズやネルソンを経て知った、 ジラードの世界に魅了されています。

僕がイームズを知った90年代は、今のジャン・プルーヴェの家具みたいに、成功した人が注目していて、ファッション界もざわついていました。セレクトショップで働いていた僕は忘年会のビンゴの賞金でイームズのゼニス製のシェルチェアを買ったんです。そのお店が、中原さんのいた〈モダンエイジギャラリー〉でした。

それから集め始めたのがネルソンのボールクロックで今も40個くらい持っています。コード式は周波数の関係で

ミッドセンチュリーに影響された、 同世代の作家とのモノ作りが楽しい。

ミッドセンチュリーの家具に興味を持ったのは、大学の授業でイームズを知った時。その頃、猫脚やアールデコの家具を扱うアンティーク屋でバイトしていたのでカラフルで軽そうな椅子がとても新しく見えました。卒業後、1995年に出た『ブルータス』のイームズ特集に掲載されていた青山の〈モダンエイジギャラリー〉で働き始めます。ここでアメリカはじめ各国のミッドセンチュリー期の上質なヴィンテージ家具をたくさん知ることが

つい自分の周りに置きたくなる “普通にいいもの”。| 南 貴之 ( alpha.co.ltd 代表 )

「ミッドセンチュリーの家具を買いだしたのは、つい最近のこと。会社を始めて、ようやく買えるようになったんです。それまでは憧れているだけでした」

そう語る南貴之さんのオフィスでは、イームズのDCMやネルソンのモジュラーソファなど、多くのミッドセンチュリー家具が使われている。お気に入りは1年ほど前に〈Landscape Products〉の中原慎一郎さんに薦められて購入した、ネルソンのエグゼクティブオ