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松㟢煎餅 モトスミ・ブレーメン通り店

 文化元年(1804年)創業、210年余の歴史を紡ぐ〈松㟢煎餅〉。江戸時代から作り続ける瓦煎餅は、東京の代表銘菓の一つだ。そんな〈松㟢煎餅〉が昨年の松陰神社前店に続き、今年8月、2店舗目となる直営カフェを元住吉にオープンした。本店を構える銀座とは異なり、商店街に出店するのはなぜなのか?
 店を手がける8代目・松㟢宗平さんが目指すのは、自社の煎餅とカフェが街をつなぐ、いわば地元密着型のコンセプトスト

素材感にこだわった初デニム。

満を持してデニムが登場。洗い込んでも生デニムのような風合いを保つ質感はデザイナーが一番こだわった部分。米綿のムラ糸を限界まで強く撚りピュアインディゴでロープ染色した縦糸で織り上げた。たっぷりしたワタリからテーパードしたシルエットの5ポケット。30、32、34、36インチの4サイズ展開。25,000円(オーラリー☎03・6427・7141)

地元を活かすクラフト学校|中原慎一郎

鹿児島と東京を行ったり来たりしながら、地域の技術や生活に残っているクラフトの技術やプロダクトに目を向け、発信しているランドスケーププロダクツの中原慎一郎さん。学校を一棟自由に使うというお題に対して、ずっと地域のプロジェクトに携わりながら考えてきたというクラフト学校プランを話してくれた。

 グッドネイバーズ・ジャンボリー(p.‌20参照)で学校を借りる時から考えていたことなんですけど、地元の技術を

枕崎〈コッペ東京堂〉のモカサンド

鹿児島の枕崎にある〈コッペ東京堂〉は、僕が幼い頃からお世話になっている町のパン屋さん。枕崎は鰹節で有名な町でもある。ここの食パンは本当に柔らかく耳まで美味しく食べられる。出来立てなんてそのまま食べたりしている。お店の棚には、近所に住む人の名前を書かれた紙が貼ってある食パンがずらりと並ぶ。毎日の食卓で切らすことがないよう、みんな予約しているのだ。千駄ヶ谷にあるうちの会社の喫茶店タスヤードもここの食パ

松本隆・はっぴいえんどとその前の時代

岡本仁 はっぴいえんどの登場は、サウンドだけでなく、日本語でああいう世界観を表現できるという衝撃がすごかったと思います。だから松本さんの『風のくわるてつと』が出版されたとき、僕はむさぼるように読みました。松本さんが渡辺武信さんという詩人に影響を受けたという話を何かで読んだか、誰かに聞いたかしたんですけど、松本さんご自身は公式にそういう発言をしてはいなかった。『風のくわるてつと』に出てくる「詩人」が

アートを飾り、音楽を奏でる“完璧な”遊びのための家。

 住人の中原洋さんは編集者。建築やアートを中心に扱い、これまで数多くの住宅を見てきた。31歳で建てた最初の自邸「大和町の家」は、打ち放しコンクリートの荒々しい壁面を持つローコスト住宅で、後の都市住宅の在り方にも大きな影響を与えた家だった。30年以上住んだその愛着のある家を売りに出し、中原さんが「完璧な老後のための家として建てた」というのがここ「阿佐ヶ谷南の家」だ。
 敷地は青梅街道沿い。コンクリー