
表現するのは、普段は“見えない”人間の本質。|市原佐都子
作・演出:市原佐都子/作曲:額田大志/出演:川村美紀子、中川絢音、永山由里恵、兵藤公美ほか/あいちトリエンナーレ2019で初演された、第64回岸田國士戯曲賞受賞作。9月には、KAAT神奈川芸術劇場での上演が予定されている。
作・演出:市原佐都子/作曲:額田大志/出演:川村美紀子、中川絢音、永山由里恵、兵藤公美ほか/あいちトリエンナーレ2019で初演された、第64回岸田國士戯曲賞受賞作。9月には、KAAT神奈川芸術劇場での上演が予定されている。
●得意ジャンル:全般。
●年間観賞本数:約490本。
●レコメンドスタイル:どんな作品からも楽しみを見つけ出す映画博愛主義者。
●主な活動媒体:Twitter(@BOYMEN_tanaka)など。
料理人家系が育む癒やしの場。
格式がありながらも温かいホスピタリティが魅力。旅客船で料理長を務めていた初代・須賀哲夫氏が1950年に洋食店〈神戸屋〉を開業。78年に2代目が〈シェ・コーベ〉を開店し、現在は3代目オーナー。22年の経験を持つ小林誠氏が料理長。東京〈SUGALABO〉のシェフの実家。
日本一元気な商店街といわれる大須商店街のシンボルでもある観音さんの境内で毎月18日・28日に開催される〈大須観音骨董市〉。器や刀剣などの骨董品から、レトロなおもちゃやがらくたまで、常時70店舗ほど出店する骨董市は42年間も愛され続けている。骨董とは目利きの世界! 1,000円で買ったものが100万円のお宝だったなんてことはざらというから驚きだ。宝探しの気分で、買いやすい値段の豆皿や花器など、自分の
今年で創業190周年。英国で最も古いシューズブランドとして知られるトリッカーズが、本国の本店に次ぐ、世界で2番目のショップを東京・青山の骨董通り沿いにオープン! 前夜にお披露目パーティが開催されました。
「ロンドン本店のイメージそのままの空間を作ることができた」と話すのは、日本の総代理店を務めるGMTの横瀬秀明代表です。ウッディな英国のクラシックスタイルでまとめられた内装は、オープンしたばかりな
優しく体を目覚めさせてくれる、竈炊きご飯と奈良食材尽くしの朝食。
ライフスタイルショップの先駆け〈くるみの木〉が手がける、竈炊きご飯の食堂&グローサリー。奈良のヒノヒカリなどを使った炊きたてご飯を主役に地の恵みを満喫できる定食が旅の気分を盛り上げてくれる。週末には朝食も登場。
中川幸夫という、花の生から死までをいけきろうとした人がいた。花を切り、器に挿す。切られた花は種を宿すことなく急速に死へと向かう。いけばなは、死に花を生かす芸ともいえる。その核心に最も自覚的であったのが中川幸夫であろう。
中川がいけばなの世界に登場したのは、太平洋戦争後に興った所謂いけばなブームの潮流の最中であった。戦後の経済成長の下、人々は死の香りを消し去るかのように様々な余暇に興じるようにな
花道の起源を特定することは難しいが、もともとそこには宗教的な要素があったと考えられている。「まずは、太古の人々により、神が天から降りてくる“依代”として神前に供えられた花があります。次に仏教文化からの影響として、仏前に花びらを撒く“散華”がある。これがインドから中国を経て日本に伝わる頃になると、花瓶に入れられて供えられる“供華”となりました。この花と花瓶を合わせる、という文化は、その後の日本の花道
アイヌ自身が初めてアイヌの伝承をアイヌ語で書き綴った作品集。カムイを主人公にした「神謡」と呼ばれる物語が、ローマ字で書かれたアイヌ語と日本語との対訳で13編収められている。その美しい序文と、「銀の滴降る降るまわりに」という不思議なフレーズで始まるシマフクロウの物語は特に有名。何度読んでも新しい発見がある、アイヌ文学の永遠の古典。知里幸恵はこの一冊の本を書き上げて、19歳でこの世を去っている。
「映像化、やれるものならやってみろ」とは原作者の野田サトル先生の言葉。果敢にもアニメ化に挑戦した難波日登志さんと、原作とアニメでアイヌ語監修を行う中川裕さんにアニメ『ゴールデンカムイ』の魅力を語ってもらった。