キーワード

中川

これも、花。

中川幸夫という、花の生から死までをいけきろうとした人がいた。花を切り、器に挿す。切られた花は種を宿すことなく急速に死へと向かう。いけばなは、死に花を生かす芸ともいえる。その核心に最も自覚的であったのが中川幸夫であろう。
 
中川がいけばなの世界に登場したのは、太平洋戦争後に興った所謂いけばなブームの潮流の最中であった。戦後の経済成長の下、人々は死の香りを消し去るかのように様々な余暇に興じるようにな

花道の歴史。

花道の起源を特定することは難しいが、もともとそこには宗教的な要素があったと考えられている。「まずは、太古の人々により、神が天から降りてくる“依代”として神前に供えられた花があります。次に仏教文化からの影響として、仏前に花びらを撒く“散華”がある。これがインドから中国を経て日本に伝わる頃になると、花瓶に入れられて供えられる“供華”となりました。この花と花瓶を合わせる、という文化は、その後の日本の花道

監修者が選ぶ 中川さん執筆・ゴールデンカムイがわかるブックガイド。

アイヌ自身が初めてアイヌの伝承をアイヌ語で書き綴った作品集。カムイを主人公にした「神謡」と呼ばれる物語が、ローマ字で書かれたアイヌ語と日本語との対訳で13編収められている。その美しい序文と、「銀の滴降る降るまわりに」という不思議なフレーズで始まるシマフクロウの物語は特に有名。何度読んでも新しい発見がある、アイヌ文学の永遠の古典。知里幸恵はこの一冊の本を書き上げて、19歳でこの世を去っている。

12星座をダイヤでデザイン。

LAを拠点とするジュエリーブランド〈スピネリ キルコリン〉から新作チャームが登場。シルバーで作られた球体には、それぞれ12星座の形にダイヤが埋め込まれている。ゴールドのチェーンを合わせて、よりラグジュアリーなムードに。ネックレスチェーン330,000円、チャーム各104,000円(スピネリ キルコリン/サザビーリーグ☎03・5412・1937)

バリスタの技を再現するロボットが淹れてくれるカフェ。

カウンターの上に日本に2台しかない米国製コーヒーロボット「POURSTEADY」が。客が「IMA BLEND」を注文すると、スタッフは豆を挽きドリッパーにセット、見守るだけだ。注ぎ口が円を描くように動き、蒸らし、抽出も自動。「僕のドリップ動作をAIに覚えさせ、同じ味で提供できるようにしています」と、〈IMA cafe〉を監修するバリスタの中川亮太さんは言う。

「コーヒーは五感を刺激する素晴らしい

「茶の湯の本質は人が人と場を結ぶこと」と若き宗匠は言った。

東京オリンピックが2年後に迫り、日本を訪れる外国人観光客の勢いに衰える兆しはない。ちょっとワクワクザワザワした市中の気配に押されるように、僕らの気分は何だか「日本」に向かいつつある。そんな絶妙のタイミングで和の総合芸術である茶の湯の新ブランド〈茶論〉を立ち上げた茶人・木村宗慎に、現代の茶の湯について話を聞いた──。

木村宗慎 茶の湯は今、長らく続いた行儀作法や所作のお稽古事から

春夏用のドレスアップに。

淡いピンクが夏らしい〈ジョルジオ アルマーニ〉のダブルブレステッドリネンジャケット。くたっとした洗いざらしの風合いが持ち味で、気軽に羽織れるのがいい。Tシャツ&デニムのカジュアルなスタイルをドレスアップしたい時にも重宝しそうなアイテム。250,000円(ジョルジオアルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン☎03・6274・7070)