キーワード

満州

恆春3000啤酒博物館

 高雄で17年間、エンジニアとして働いていた鐘文清さんは、無類のビール好きが高じて一念発起。渡米して醸造やビジネスの勉強をした後、醸造のプロと組んで地ビールを造り始めた。銘柄はすべてこのエリアの地名や名所にちなみ、例えば、ピルスナータイプの「白砂」、クリームエールの「満州」、ホッピーラガーの「墾丁」などのラインナップが揃う。中でも、イギリス風の苦味が効いた「關山」は2017年度オーストラリアの国際

SPRING SCREAM

 4月5〜7日の3日間、今年でなんと24年目を迎えるインディーズロックフェスが開催予定。今回は場所を移動して、台湾小墾丁渡假村で開催。5つ以上のステージが現れ、国内外200組以上のバンドが参加、観客の数も3日間で延べ6000人を超える。この時期になると墾丁の街は大渋滞。近隣では便乗した課金制の類似イベントも行われるので、要注意。

本当に、あの場所でよく生きていたなって思いましたよ。|内海桂子

 すぐには舞台に出られないから毎日やっているのを見ているんですよ。私を連れていった人は夫婦で漫才をやっていたんですが、奥さんのお腹が大きくなって、「あんたならできる」っていきなり舞台に出されたの。奥さんの漫才は「ハイハイ、ソウソウ」だけでつまらなかった。私は三味線を弾くし、ツッコミもやる。そしたら、「あの子いいね」って。16歳でした。演芸場から1ヵ月35円っていう月給が出て、それに夜になるとほかの

チャイニーズガール、美的トラウマの波紋。

 自然引退したのか? と思われていたデイヴィッド・ボウイの一昨年の不意打ち的なアルバム・リリース(『ザ・ネクスト・デイ』)は嬉しい驚きでしたが、さらにリリース直前、リリース後と矢継ぎ早にネット配信されたPVにも驚かされました。特に「スターズ」における女優、ティルダ・スウィントンのあられもない胸はだけ演技に鬼気迫るものがあり、とんでもないものを見せられたと思わないでもなかったですが、彼女はポン・ジュ

ジャン・バルジャンかと思ったら俺の兄貴だったんだ。|宝田 明

 昭和22(1947)年に、ハルビン最後の引き揚げ団数百名としてやっと帰国というときに、僕のすぐ上の兄がソ連の強制使役へ行ったまま、ある日帰ってこなかった。周りの人たちに聞いても「帰ったんじゃないの?」って。それが1週間経ち、10日経ち、半年経ち、どこへ行ったかわからない。短冊みたいなものに「宝田まさお、我々は故郷に帰っているよ。新潟の村上だよ」と書いて、止まった駅でババッと貼って引き揚げた。道中

ソ連がどーんと満州に攻めてきて、明日の飯もなくなった。|宝田 明

 僕はね、父が朝鮮鉄道の技師だったので北朝鮮の清津で生を受けて、その後、満鉄に転勤となり満州で生活をしていました。昔は満鉄って言ったら国策会社として、肩で風を切るという感じでしたよ。色々なところを点々として終戦時は大都会ハルビンで、在満の小学校に通っていました。穀物も食料も満州は豊かだし、5つの大民族が相携えて、五族協和っていう四文字熟語が当時ありましてね。満鉄の社宅のすぐそばには中国人がたくさん

〈味坊〉の「酸菜白肉」

 戦前まで祖母が満州に住んでいた影響で、母の得意料理はもっぱら中国料理、しかも東北地方のメニューです。自家製の餃子や東坡肉が日常のおかず。誕生日会で友達を招く日は、大量の水餃子をせっせと包んでくれる、といった具合でした。そして冬場の定番、3日に1度は食べていたのが、豚バラ肉と白菜、タケノコ、モヤシを入れて、食べる直前に酢をかける鍋! 十数年前に〈味坊〉で「酸菜白肉」を食べたときに“あれ? なんだか