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松竹

意識的に映画を選ぶのは、 無意識下の影響力が怖いから。| 瀧本幹也 (写真家)

カメラマンを志した中学時代に映画にハマり、いまでも年間40本は映画を観ている瀧本幹也さん。是枝裕和監督に抜擢され映画の撮影監督を務めるようになってからは撮影手法の研究も兼ねてさまざまな映画を観ているが、その中には“意識的に観ない映画”のカテゴリーがあるという。

「まず一つは、黒澤(明)監督の『八月の狂詩曲』です。映画にハマり始めた中学生の頃から、黒澤作品はほぼ全部観ていますし、大人になってからも

今はダメ。使用済み燃料棒って言われてるんだ(笑)。|ジェームス三木

 夜は歌って、シナリオ養成教室の昼の部に入った。僕が書いた『アダムの星』を読んだ、野村芳太郎という大監督に松竹に呼ばれて。映画は約100シーンあって、最初、「使えるのは3シーンだけだな」。大急ぎで書き直すと「8シーンは使えるかな」。最後には「やっぱりこの話はダメだったね」とか(笑)。『伝法水滸伝』では、海岸に1頭のクジラが打ち上げられていると書いて、制作主任に「予算を考えてるのか」と怒られてね。監