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原田

今の大阪では、ミッドタウンで立ち飲みが正解です。

じつは、仕事でスポットスポットに行くことはあっても、大阪の町について、ほとんど知りませんでした。最初のロケハンに行った時に、関西出身の先輩に「なんで大通りのことを“筋”っていうんですか?」って聞くほど。でもその問いに「考えたことなかった」って言われて、大阪の人には当たり前でも、外からみたら不思議なこと、たくさんありそうだな、東京モンから見た違いを浮き彫りにして行けばいいんだな、と思いながら取材に突

MAKE ONE TWO

2019年、登録有形文化財、生駒時計店本社(p.25)に、ベトナム料理を主軸としたアジアンスタンドがオープン。以来、スパイス飲み、ニュースポット好きが集う。昼間はバインミー(テイクアウト可)やフォーを、夕方からは小皿のアテを揃える。ベトナムのエビラー油「サテトム」をちょいづけして食べる名物の焼き餃子やナチュラルワイン、クラフトビールを揃え、連日満員御礼。

炭火焼食堂 膠

焼き鳥メインの炭火焼き店。「立ち飲みでもきっちりしたものを」と、店主・宮脇直広さんが鳥取・大山どりを備長炭で焼き上げる。もう一銘柄、金曜に入荷して売り切れ御免の、宮崎の養鶏農家が育てる「うなま山地鶏」が圧巻。身のたくましさと脂ノリ、自然水で育てられたピュアな旨味が、奈良の生酛のどぶなど燗酒を誘う。大阪・粉浜〈井川とうふ店〉の厚揚げなど酒肴も隙ナシ。

スタンドニューサンカク

〈大衆酒場ひらやま〉で10年修業し、「名物スタッフ」だった“ケンケン”こと店主・ヒロカワケンさんが2018年に開店。北浜で磨いたケンケンのトークがこの店の魅力。〈ひらやま〉のレシピを継承しながらも、白和えには細かく刻んだピータンを忍ばせるなど、技アリのアテが40種以上。東大阪のスパイスカレー店〈ヤドカリ食堂〉のカレーはシメにも飲み直しのアテにも。

大衆酒場ひらやま

証券会社や製薬会社が集う北浜に「数あるオフィス街でも一番シュッとして上品だから」店主・平山雅幸さんが2004年に出店。とん平焼きや明石のタコなど定番から日替わりまでアテが50品近く。多職種な老若男女の客が埋め尽くすカウンターの光景は圧巻。平山さんは次世代の店に仕入れやレシピを伝えるなど、界隈の立ち飲みブームの世話役、頼れるアニキ的存在。