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谷口

スペシャリスト2人が語る、伝統建築のこと。

藤塚光政 さてまずはここ、宮城さんのホームグラウンドでもある平等院の話から始めましょうか。鳳凰堂って、洲浜のせいか甲殻類が池に入っていくようにも見えるし、また翼廊と尾廊があるせいか、そのシルエットが鳳凰よりオスプレイのように見える。ほかにはない特殊な平面の建築だなと思いました。
宮城俊作 そうですね。ある意味で具象建築ですね。平等院は、遣唐使の廃止後、和様が独自の発展を遂げて形を成しつつあった時代

うさぎやCAFÉ

 手みやげの大定番、東京屈指のどらやきの名店として知られる上野〈うさぎや〉。創業104年を迎える老舗が待望のカフェを開いたのが2015年7月のこと。4代目・谷口拓也さんの使命は店の餡のおいしさを改めて知ってもらうことだった。
 十勝産のあずきを丹念に炊き、2日間寝かせて完成する軟らかで皮の香りあふれる粒餡こそ、〈うさぎや〉
の要。そんな粒餡をかき氷やお汁粉、あんみつなど、独創的なアレンジを加えて提

衣裳や白粉をつけず、自分自身を素材にして踊る、素踊りの魅力。

 流派に所属しない舞踊家として、歌舞伎舞踊の振付に携わるなど、独自の活動を続けている谷口裕和。自主公演『第六回 谷口裕和の会』では、衣裳や白粉をつけず、紋付き袴の「素踊り」で、日本舞踊の面白みが堪能できる演目を披露する。今回出演する尾上右近と彼が話す、素踊りの魅力について。

谷口裕和 昨年の『第五回 谷口裕和の会』にも右近さんは出てくださって、一緒に踊っていただいたんです。しかも右近さんご本人