キーワード

柄本

【12月19日〜2021年1月9日上演】現実と虚構の間で。松井周の創作世界を豊﨑由美が検証。

脚本:松井周/演出・出演:柄本明/出演:藤原竜也、高杉真宙、佐久間由衣/IT企業の社長をしている男(藤原竜也)は、一人暮らしのある老人(柄本明)を家に連れ帰り、生活を共にすることにする。部下や別居中の妻には、家政夫と説明するのだが、その真の目的とは。藤原と柄本は5年ぶりの共演。12月19日〜2021年1月9日、東京芸術劇場プレイハウスで上演。●問合せ/ホリプロチケットセンター☎03・3490・49

角界でいろいろあったから…、 楽しい気分になれる相撲を観たい。

廃部寸前の相撲部で、単位と引き換えに入部した学生や竹中直人演じる8年生部長、尻出し拒否の留学生、コクトーの相撲論を愛する顧問らが奮闘する。相撲道の枠外から挑む彼らを笑いで昇華して受け入れるおおらかさに、若貴フィーバーに沸く90年代を感じる。当時のファッションリーダー、本木雅弘のまわし姿も神々しい。

“スター・ウォーズを観ない星” に生まれたんだと思います。| 柳楽優弥 (俳優)

周りがすごく盛り上がっていると、なんとなくついていけなくて……。そうポツリとつぶやいた柳楽優弥さん。クールな印象の彼らしい言葉だ。そして、それは観ていない映画にも当てはまると教えてくれた。

「『スター・ウォーズ』のファンってみんな熱いですよね。アメリカに少し留学していた時も、僕だけ観ていなくて、クラスメイトたちに“スター・ウォーズを観てないなんて遅れてる!”ってめちゃくちゃ言われたんです。そうだ

トロワ・シャンブル|柄本 明

 台本を読んだり台詞を覚えたりするには、家の中にいるより街に出た方がいい。余計な情報がたくさんあった方がなぜか集中できるんです。喫茶店は静かだけど人の気配はあるでしょ。あの感じがちょうどいいんですよね。家から歩いて来られる、〈トロワ・シャンブル〉にはもう30年以上通っています。マスターが無口で会話はほとんどないんだけど、程よくこちらのことを気にかけてくれる。僕はお店の人と喋るのが苦手なので、この距

普段の会話も含めて、時間の積み重ねを丸ごと、映画の中にパックしたい。

劇場公開作は少ないが、『Playback』などの作品が絶賛され、新作を待望されてきた三宅唱監督の『きみの鳥はうたえる』。『そこのみにて光輝く』などの映画化作品で知られる佐藤泰志の小説を大胆に脚色し、函館に暮らす若者たちの恋と青春を繊細に映し出した。恋に奔放なヒロイン・佐知子を演じた石橋静河と三宅監督が、この作品に漂う穏やかで自然な空気の源泉を、演出法から解き明かす。

  クランクインの前にどん

連続ドラマ『ロング・グッドバイ』はこうやって生み出された。

 レイモンド・チャンドラーの傑作ハードボイルド小説『ロング・グッドバイ』が連続ドラマになった。舞台は1950年代半ばの東京。当然、登場人物は日本人に変更され、物語の背景なども脚色されているが、筋立てはほぼそのままに、原作同様のテーマ  友情や愛、そして「男の生き方とは?」を描き出していく。
 チャンドラーが創造した私立探偵、フィリップ・マーロウは今回のドラマで「増沢磐二」として生まれ変わった。扮す