
伝統のスポンジをバタークリームの美味で。
兵庫県明石の名店のレシピを北海道の素材で。1976年開店、札幌市民が溺愛する〈くるみや〉の定番ケーキ。手間暇かけたバタークリームのおいしさを再認識。イートインではシフォンケーキも人気。1,458円。
兵庫県明石の名店のレシピを北海道の素材で。1976年開店、札幌市民が溺愛する〈くるみや〉の定番ケーキ。手間暇かけたバタークリームのおいしさを再認識。イートインではシフォンケーキも人気。1,458円。
名物はクッキーサンドの「コロコロ」。抹茶、ラムレーズンなど6〜8種が店頭に並ぶ。三島駅前からタクシーで約10分。のんびりとした住宅地に立つ店だが、今やゲストの半数は、県外からの人々だ。
オールマイティな品揃えの洋菓子店を、伊原幸司さんが「コロコロ」主体の今の形にリニューアルしたのは3年前。「店の看板商品を」と、考えたときにクッキーサンドが浮かんだのは、手のひらサイズの親しみやすさと、1個の満足
スイーツ好きの私をちょっと悩ませるのが、人へのおみやげ。期待でハードルが上がりきっているなかで、誰かに伝えたい“とっておき”の一品が、〈ホルン洋菓子〉のロールケーキ、キミロールです。最近のロールケーキといえば、軽めの生地に生クリームがたっぷりが主流ですが、ここのはその真逆。なにせ、卵白を使わずに黄身だけで作る生地はカステラのようにしっかりめで、中に巻かれるのは素朴な味わいのバタークリームですから
初めて食べたのは、19歳の頃だったでしょうか。1950年創業の〈六曜社〉は、京都の老舗喫茶店です。そのレトロな雰囲気が大好きで、京都に住んでいた当時はよく通っていました。必ず注文するのはロールケーキ。今は、口当たりがふわっと軽いタイプのものが多いですが、ここのは真逆。生地が締まっていて、小ぶりながら、ずっしりと重たいところが特徴です。包まれているのは、バタークリーム。ジャリジャリとした食感がやみ
スポンジと生クリームで構成されたケーキが好きなのですが、なかでも〈ユーハイム〉のフランクフルタークランツは軽やかさが魅力的。バタークリームは時々重たいものがありますが、フランクフルタークランツの軽くてふんわりとしたおいしさにはホッとします。初めて食べたのは、子供の頃に両親が結婚式の引き菓子で持ち帰ってきてくれた時だと思います。大人になって今度は自分が引き菓子でいただいたり、おみやげでいただいたり
都営地下鉄内幸町駅のA2出口の目の前。新橋駅からなら外堀通りを真っすぐ虎ノ門方面へ4分ほど歩くと、慎ましいガラス張りの間口の〈田村町 木村屋〉がある。窓には、金文字で「創業明治33年」とある。入口横には昔ながらのタバコ屋のような小窓があり、ショーケースに焼き菓子が並んでいる。スマホ片手に地下鉄を駆け上がってきたサラリーマンが店先でマドレーヌをささっと買い、駆け足で信号を渡る。なるほど、こういう心