
石塚


旅に出ることだけが旅じゃない。
アラスカの氷河、アフリカの大自然の写真。もしかしたら一生行くことがないかもしれない、と思う場所の写真に出会うとワクワクする。「旅フォトグラファーの次なる目的地」で石塚元太良さんを取材させていただいたときのこと。アトリエには、旅の写真が入った箱と6冊の本。ライフワーク的にアラスカの撮影をしているとのことで、見せていただいたのは、アラスカのゴールドラッシュ時代の家族の手記や写真が収められた『ALASK

旅好きフォトグラファーの次なる目的地。
フォトグラファーと旅は切っても切れない関係。被写体として目的地を選ぶのか、ライフワークとしてのトリップなのか? フォトグラファーに聞く、次に行きたいところとは。

美女数珠つなぎ|石塚優佳さん(大学生)
はい♡ 今年の春は桜の枝を買ってきて家でお花見をしました。最近ハマっているのは苔玉のプランター。ちょっと変わった植物を育ててみたいなあとも思っています。

身近な動物を 見る目が変わる│選者 神谷有二(生物系書籍編集者)
動物行動学的な実験でダンゴムシの心の存在を科学的にあぶり出す「ダンゴムシの比較認知学」。役に立たなそうなテーマでも徹底的に真実を追求しようとする著者の姿に理系人間の性癖が滲む。PHPサイエンス・ワールド新書/800円。

石塚元太良
アラスカの海にカヤックで漕ぎ出し、数週間かけて撮影を行うなど、壮大なスケールで活動を行う石塚元太良さん。「お金とはうまく付き合えてません」と言うけれど、世界を飛び回って作品を発表するにはどうしたってお金がかかると思うわけで。
「言われてみれば確かに。年に2回はアラスカに長く滞在していますから、どうにかやりくりしているんでしょうね」と、まるで他人事。本当にお金に頓着しない人なのだろうか。
「子供っ

小型機で辿り着いた、アラスカ氷河キャンプ。
写真家の石塚元太良は毎年冬が明けるとアラスカへ向かう。ある時はカヤックで流氷の間を、ある時はゴールドラッシュの遺構を探しに。今年は小型機で直接氷河の目の前に降り、普段より贅沢なキャンプを楽しむ、はずだった……。

なぜ人は「最果ての地」へ向かうのか?
米・アラスカ州に魅せられた写真家・石塚元太良と編集者・井出幸亮がアラスカガイド『アラスカへ行きたい』を出版。その刊行を記念して、同じく写真家と編集者のコンビで本を作るチームであり、アラスカ経験もある野川かさねと小林百合子がその「最果ての地」の魅力を語った(石塚はアラスカ滞在中のため、Skypeで参加)。

磁器で作ったフルーツの置物。
ザクロが盛られたフルーツバスケットの姿をポーセリンで作った置物。製造はイタリアのエステという町にある老舗メーカー、〈ESTE CERAMICHE PORCELLANE〉によるもの。職人の手で高品質な製品を作る会社をピックアップし現代に紹介するグループ、〈セーニョ イタリアーノ〉が企画した商品である。132,300円(エ インテリアズ☎03・6447・1451)

写っているのは、被写体なのか、写真家なのか。
アラスカとアイスランドに走る石油や天然ガスを運ぶためのパイプラインを被写体に、写真集を上梓したばかりの石塚元太良。NYから拠点を西海岸に移して、ヨセミテのクライマーを撮影している最中の渋谷ゆり。2人の写真集のデザインを担当することになった鵜飼悠太と共に、写真集を編むことの悦楽と苦悩について聞いた。