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渡辺

天井から音が降り注ぐ!? 迫力の映画観賞を初体験。

桜の開花前線が東京に到着した3月末、六本木のイベントスペースで2日間にわたり『パナソニック AIR PANEL LED THE SOUND Presents 「BRUTUS座 feat.キノ・イグルー」vol.3』が開催された。「AIR PANEL LED THE SOUND」とは、パナソニックのスピーカー搭載LEDシーリングライトのこと。これを使って“移動映画館”ことキノ・イグルーがセレクトした

盛って描くかリアルを残すか、 男たちの顔面決戦。

平安時代、礼拝や尊崇の対象として描かれたのが貴人や高僧の肖像画。やがて写実的な墨描きポートレート「似せ絵」を経て、中世には天皇や武士など権力者の肖像が描かれ始めた。
 時の大物の絵とあらば、求められたのはリアルな姿より、本人や発注者にとっての理想像だろう。抑えた表現で気品と威厳を描き出した《伝源頼朝像》はいかにも人格者に見える。《鷹見泉石像》は、蘭学の弟子(渡辺崋山)が師匠(泉石)を描いたものだか

死屍累々を描く。

「日本の戦争画を見る面白さのひとつは、もしかしたら世界でも一番、戦争画に向いていない民族がやろうとした、ということかもしれません」と会田誠は言う(講談社『戦争画とニッポン』)。作戦記録画と呼ばれた戦争画は、第二次世界大戦中に国家が描かせた、一種のプロパガンダ絵画。藤田嗣治のほか、小磯良平や宮本三郎ら多くの芸術家が従軍画家に召喚された。人体のダイナミズムを圧倒的写実性で表す戦争画は、西洋でいえば馬上

もっと知りたい、ミッドセンチュリーデザイン。

デザイナーたちの活躍の背景には、戦争をはじめとする社会環境と、歴史の流れがあった。名作の誕生は、時代の必然でもあったに違いない。

1950年代前後のアメリカは、デザインを取り巻く環境に独特のものがあった。中でも重要なのは、45年に終結した第二次世界大戦だろう。戦勝国か敗戦国かにかかわらず、この戦争は世界中の国々に絶大なダメージをもたらした。しかし数少ない例外として、戦後すぐに勢いを回復したのが、

東出珈琲店|渡辺有子

 おいしいものがたくさんある金沢は、大好きな街の一つ。食材を探したり、地元の友達に会ったり、金沢にいる時は朝から楽しみたいので、近江町市場の角にある東出珈琲で朝ご飯を食べることが多いです。ジャムトーストとカフェオレの組み合わせがホッとするんですよね。市場といえば築地の喫茶店にもよく行くのですが、タバコとコーヒーでひと息ついているおじさんたちの、憩いの場にお邪魔する感じでちょっと緊張します。東出珈琲

洗いすぎは注意!一日一度、適切なケアを。

 頭皮ケアにも力を入れる神宮前のへアサロン〈ツイギー〉のヘアスパリスト、渡辺奏子さんは「間違った洗髪法を行っている人があまりに多い」と危惧する。
「洗髪において欠かせないのは、きちんと汚れを浮かし洗い流すことです。とても基本的なことですが、意外と大事なステップを怠っている人が多い。肝心なのはシャンプー剤を頭につけるまで。洗髪前のブラッシングと、“湯シャン”で7割の汚れを落とすことができます。残りの

紅波園

「緋牡丹」という名の赤いサボテン、誰しも一度は見たことがあるだろう。今では植物店のみならず、インテリアショップでも見かける。その緋牡丹を作出したナーサリーとして有名なのが〈紅波園〉である。現当主の渡辺喜久子さんの義父が、1927年に開業し、以来、永きにわたって植物の魅力を伝承してきた。「緋牡丹もいいけど原種のハオルシアにも自信があります。うちは原種しか扱っていなくて、全部ここで増やしたものなんです

整理整頓 - 渡辺有子 / 料理家

「考えることがたくさんある時ほど、片づけをしたくなります。無心になって、乱れているものを整え、汚れを落とす。その作業中は、心の乱れや汚れも一緒に取り除かれます。成果がはっきりと目に見えるので、そういう意味で気持ちが晴れやかになるのも嬉しい。このアトリエは、あるべき場所にものが整理されている綺麗な状態をゼロとして、一日の終わりにはすべてをゼロに戻します。部屋の乱れから心が乱れないように、毎日同じ状態

星野道夫の言葉で知る世界のもう一つの摂理。|渡辺ペコ

 中学の国語の教科書に載っていたエッセイで出会った星野道夫さん。写真も素晴らしいけれど、星野さんの、仔細で具体的な描写を読んで、まだ見ぬ世界を想像するのも豊かな楽しみです。特に好きなのが『旅をする木』と『魔法のことば』。読み返すたびにそのスケールの大きさに深呼吸したくなります。
 季節の移り変わりと太陽の動きによって規定されながら移動していく動物の描写。そこから浮かび上がる大きな時間の流れ。自分の