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渡辺

本を読む人の頭の中まで覗けてしまう面白さ。

「2003年、高校2年で立ち上げたネット古書店が始まりです」と店主の竹田信弥さん。その後は東京・白山に実店舗を構え、15年に赤坂へ。辻原登や岡和田晃といった小説家や評論家をセレクターに選書棚も展開、人文科学の品揃えに力を入れている。

『「百年の孤独」を代わりに読む』は2018年、竹田さんが感銘を受けた同人誌。「一見、南米文学の傑作を解説するようで、なぜかドラマや映画の話題が多く登場します」。例え

東出珈琲店|渡辺有子

 おいしいものがたくさんある金沢は、大好きな街の一つ。食材を探したり、地元の友達に会ったり、金沢にいる時は朝から楽しみたいので、近江町市場の角にある東出珈琲で朝ご飯を食べることが多いです。ジャムトーストとカフェオレの組み合わせがホッとするんですよね。市場といえば築地の喫茶店にもよく行くのですが、タバコとコーヒーでひと息ついているおじさんたちの、憩いの場にお邪魔する感じでちょっと緊張します。東出珈琲

洗いすぎは注意!一日一度、適切なケアを。

 頭皮ケアにも力を入れる神宮前のへアサロン〈ツイギー〉のヘアスパリスト、渡辺奏子さんは「間違った洗髪法を行っている人があまりに多い」と危惧する。
「洗髪において欠かせないのは、きちんと汚れを浮かし洗い流すことです。とても基本的なことですが、意外と大事なステップを怠っている人が多い。肝心なのはシャンプー剤を頭につけるまで。洗髪前のブラッシングと、“湯シャン”で7割の汚れを落とすことができます。残りの

紅波園

「緋牡丹」という名の赤いサボテン、誰しも一度は見たことがあるだろう。今では植物店のみならず、インテリアショップでも見かける。その緋牡丹を作出したナーサリーとして有名なのが〈紅波園〉である。現当主の渡辺喜久子さんの義父が、1927年に開業し、以来、永きにわたって植物の魅力を伝承してきた。「緋牡丹もいいけど原種のハオルシアにも自信があります。うちは原種しか扱っていなくて、全部ここで増やしたものなんです

整理整頓 - 渡辺有子 / 料理家

「考えることがたくさんある時ほど、片づけをしたくなります。無心になって、乱れているものを整え、汚れを落とす。その作業中は、心の乱れや汚れも一緒に取り除かれます。成果がはっきりと目に見えるので、そういう意味で気持ちが晴れやかになるのも嬉しい。このアトリエは、あるべき場所にものが整理されている綺麗な状態をゼロとして、一日の終わりにはすべてをゼロに戻します。部屋の乱れから心が乱れないように、毎日同じ状態

星野道夫の言葉で知る世界のもう一つの摂理。|渡辺ペコ

 中学の国語の教科書に載っていたエッセイで出会った星野道夫さん。写真も素晴らしいけれど、星野さんの、仔細で具体的な描写を読んで、まだ見ぬ世界を想像するのも豊かな楽しみです。特に好きなのが『旅をする木』と『魔法のことば』。読み返すたびにそのスケールの大きさに深呼吸したくなります。
 季節の移り変わりと太陽の動きによって規定されながら移動していく動物の描写。そこから浮かび上がる大きな時間の流れ。自分の

外の世界へ向けられたポジティブなまなざし。|渡辺貴生

 ザ・ノース・フェイスを担当してしばらく経った頃、「面白い写真家がいる」と知人の編集者に紹介されたのが星野さんだった。
 彼は僕より6歳年上だったけれど、人懐っこく、超がつくほどおっちょこちょいな人だった。1ヵ月にも及ぶ北極圏での単独撮影でテントを風に飛ばされて、揚げ句、川に流されちゃったとか、真冬にアラスカの自宅でロックアウトされて、危うく凍死しそうになったとか。数々の失敗談を愉快そうに話してく

ろぼ農園の土佐文旦|渡辺有子

 高知県佐川町、四国山脈を見渡せる山の上で育てられた土佐文旦。香りの高さと爽やかな甘味、そしてほのかな苦味が特徴だ。渡辺有子さんがその存在を知ったのはインスタグラム(lobo.502)。「無農薬でおいしそうだったし、写真からもおおらかな感じが見て取れ、まじめに作っているのが伝わってきました」。届いたらまずはそのまま食べるのがおすすめ。「とにかくそのままがおいしいけれど、サラダにもしました」。〈ろぼ

直径7.2m。移設、改装、増築して暮らす、サイロの家。

 なんと、サイロに住んでいる。もう少し正確に言うと、不用になったスチールサイロの上部を6mほどカットし、クレーンで移設、その中を改装して住んでいる。
 北海道東部、酪農の町として知られる野付郡別海町。この家の主、渡辺北斗さんも酪農家で、乳牛を160頭ほど扱うウルリー牧場を営んでいる。サイロとは、家畜の飼料を保存する貯蔵庫のこと。牛の場合、大量の牧草を発酵させ、収蔵をしておかなければならず、30年ほ

松本隆・はっぴいえんどとその前の時代

岡本仁 はっぴいえんどの登場は、サウンドだけでなく、日本語でああいう世界観を表現できるという衝撃がすごかったと思います。だから松本さんの『風のくわるてつと』が出版されたとき、僕はむさぼるように読みました。松本さんが渡辺武信さんという詩人に影響を受けたという話を何かで読んだか、誰かに聞いたかしたんですけど、松本さんご自身は公式にそういう発言をしてはいなかった。『風のくわるてつと』に出てくる「詩人」が