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南米

神戸のアトリエ

二階の部屋に置かれた
わずか五枚の絵のせいで
部屋の床はたわみ
底が抜けてしまいそうだった
試しに一枚を持ってみると軽いのだが
眺めていると いやに重ったるい

五枚のキャンバスに
閉じ込められているのは
同じ男の顔だった
南米、パリ、ローマ
スペインのラマンチャ
諸国を旅して 探して 見つけたのも
同じ男の顔だった

その後も男は自画像を描き続け
パレットの裏にひとこと書き残して
酒に酔った車の

アレキサンダー・ジラード|出会ったらマストバイな超稀少ヴィンテージプロダクト

ラテンアメリカをテーマにした伝説的なレストラン〈ラ・フォンダ・デル・ソル〉のために、内装はもちろん、メニューやサービスワゴン、トイレの蛇口に至るまで、店内のあらゆるものをジラードが手がけた。特に人気の高いテーブルウェアのシリーズは、商品化を希望するファンも多いアイテムになっている。

アグロタケシ

国際品評会『カップ・オブ・エクセレンス』の審査員を務める店主の内田一也さんは、中南米&アフリカ13ヵ国の農場主たちと交流しながら、コーヒーを輸入販売している。アグロタケシは、標高1,750〜2,600mにあるコーヒー農園として有名。地中に埋まるインカの遺跡の石の蓄熱により、豊かな風味のコーヒー豆が栽培できる。「素晴らしいテロワールで育った豆を中煎りすることで、柔らかい口当たりに。ピーチのような優し

エチオピア セハイ・ セフェラ

オーナーは焙煎やテイスティングの競技会で上位入賞を果たす森崇顯さん。中南米のコーヒー農園に3ヵ月も住み込みで働き、さらにいくつもの生産国を巡ったうえで開業した人物だけに豆を見る目は厳しい。その森さんにとって、理想のエチオピアを表現したのがこの豆。今年で3シーズン目を迎えるが、品質は年々向上する一方だ。「すっきりした味わいの中にも個性がしっかりとある。グレープフルーツを感じさせるエチオピアの味わいが

もっと知りたい! なら、この洋書を入手せよ。

日本語の情報はおろか、英語の文献もまだ数が限られるブラジルのモダン家具。入門書は洋書になるが、アリック・チェン著の『ブラジル・モダン』がベスト。300ページにわたり、15組のデザイナーを紹介している。美しい写真は〈R・アンド・カンパニー〉のアーカイブで、本物のディテールをつぶさに見ることができる。2冊目は『MODERNO』。3年前にNYで開催された同名展覧会の図録で、ブラジルに加えて、メキシコとベ

上質なうえに、実用的で機能的。ベストを目指した完璧主義者。

ポルトガルに生まれ、1928年にリオデジャネイロに移住する。工芸スクール在籍時には〈ニュークレウス〉というグループを結成し、新しい表現手法に積極的に取り組んだ。30年代に入ると、設計士および家具職人としてのキャリアが始まる。富裕層に向け、上質な素材を用いた家具のデザインを手がける一方で、実用性や機能性も重視し、優美さと軽やかさの両立を目指すなど、近代的なデザインアプローチも行っていた。テンレイロは

ブラジル・モダンの金字塔、リナ・ボ・バルディのガラスの家。

近くで見ると予想以上に大きいボリュームには、ここで暮らした建築家の大胆な姿勢が感じられる。ピロティに潜り階段を上ると、内部には豊潤な世界が広がっている。ここは、建築家リナ・ボ・バルディが1951年に設計した〈ガラスの家〉だ。

リナが設計した住宅で現存するのはたった2軒。リナは「一般の人々のために仕事がしたい」と、次第に公共建築のみを手がけるようになったためだ。そのうちの一軒が、第1作で自邸の本作

本を読む人の頭の中まで覗けてしまう面白さ。

「2003年、高校2年で立ち上げたネット古書店が始まりです」と店主の竹田信弥さん。その後は東京・白山に実店舗を構え、15年に赤坂へ。辻原登や岡和田晃といった小説家や評論家をセレクターに選書棚も展開、人文科学の品揃えに力を入れている。

『「百年の孤独」を代わりに読む』は2018年、竹田さんが感銘を受けた同人誌。「一見、南米文学の傑作を解説するようで、なぜかドラマや映画の話題が多く登場します」。例え

WARE-mo-KOU

 コンセプトは「土着と渡来」というだけに、ショップには日本を含む世界各国のアイテムが並ぶ。中でも最近はロンドンブランドのラインナップが強く、ニコラスデイリー、フィービーイングリッシュ、エレナドーソン、ウェールズ・ボナーなど要注目株を軒並みフォロー。その意図はディレクターの澤村泰介さんが、世界3大ファッションスクールとされる名門校の中で、特にロンドンのセントマーチンを出たデザイナーに癖の強さやデザイ