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清水

蕎麦を啜りフレンチに酔う、森の中の一軒。

八ヶ岳の南麓、陰影の濃い緑に包まれて立つ黒く尖った三角屋根。築200年の古民家を移築し、会員制別荘として使われていたこの場所を受け継いだレストランが、3年目を迎えたこの夏、オーベルジュとしてリニューアルした。主役は、八ヶ岳伏流水と蕎麦粉だけで作る十割蕎麦、そして地の食材を使ったフレンチ。都内のフランス料理店で料理長を歴任し、アジアのベストレストラン50に選出されたシンガポール〈WAKU GHIN〉

音楽への衝動と情熱よ、再び。 もう一度ジャケ買いのススメ。

狸小路の外れにある中古盤専門店は、来札するプロミュージシャンが立ち寄る店としても知られる名店だ。店名は店主の清水篤さんが好きなロックグループの曲名から。CD・DVD・アナログ盤、歌謡曲・クラシックなどオールジャンルで取り扱い、レコード在庫は10万枚、店頭在庫は4万枚! 欧米のオリジナル盤や国内盤、貴重盤も多く、質量内容ともに充実している。また店舗前のサービスコーナーには掘り出し物が毎日追加され、常

わざわざ行く価値のある、台中名物を食しに。

街中でしか味わえない名物もある。その一つが、太くてやわらかい大麺を、甘辛いオリジナルのソースで煮込んだ大麺羹。店の奥で小麦粉だけで打つ麺を、ニラと焦がしニンニクをアクセントに食べる。1960年頃から続くこの店の麺は、箸で持てないほどやわらかく、とろみをつけた醤油味のスープはたまらなくマイルドで優しい!
 もう一つは、台中の北西、清水名物のおこわ。もち米の上には角煮と台中地域特有の甘辛ソース。角煮と

仕事を超えて人生に入り込んできた、第二の故郷でアートをパチリ。|濱田英明

この春、人生初のふらり旅をしました。思い立ったが吉日と、2人の息子を連れて小豆島へ。寸前でフェリーを逃したり、立ち寄った姫路城が激混みだったり、いくつかのハプニングも乗り越え、大阪を出てから7時間後にようやく到着。実はこの島は、2013年は瀬戸内国際芸術祭の撮影に、翌年は小豆島町独自のアートイベント、昨年は劇団〈ままごと〉の公演に関わっていたため、毎年、数十日単位で滞在している馴染みの場所。初日は

演劇界に現れた恐れを知らない若者は80歳になる蜷川幸雄に勝負を仕掛ける。

年齢差はちょうど50歳。一昨年、藤田貴大が主宰するマームとジプシーの舞台『cocoon』を観た蜷川幸雄は、終演後に楽屋を訪ね、緊張する若き作・演出家に握手を求めた。以来、2人の交流は続き、来年2月には、藤田が書き下ろす新作を蜷川が演出する約束も控える。潔癖な審美眼でクリエイションを続けてきた大演出家と、2世代違いでありながら双子のような若手が企てる競作にして共同戦線とは——。

僕は一流を探し続けている。

「一流」のスポーツカー、
ロータス・エランに乗りたくて、
京都の清水倫正さんを訪ねた。
清水さんのガレージには、
二十二歳の時に手に入れたロータス・エランと、
レストア中のロータス・ヨーロッパ、
ロータス・コーティナがあった。
「ロータス・エランは、一度、全部分解して
少しずつ直しながら、組み立てていくのがベスト。
できることは自分でやるんです」と清水さんは言った。
「伊丹十三の『ヨーロッパ退屈日