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FBIが認めざるを得なかった、マイケルの「無実」。

 我が国が「令和」に改元される今年2019年は、マイケルが50歳で亡くなってから丸10年。彼の訃報が届いた09年6月25日のことを鮮明に覚えている方も多いはず。彼がジャクソン5のリード・シンガーとしてデビューしたのは、1969年秋のことでしたから、今年はデビュー50年の節目、さらに僕の人生の一枚『オフ・ザ・ウォール』のリリースが79年ですから『オフ・ザ・ウォール』も40年のアニヴァーサリーで……と

渋谷の食堂〈かいどう〉の 「ハムエッグ」

 JR渋谷駅を挟んで、国道246号線の北側にある渋谷区桜丘町3丁目は、再開発の真っ最中。今後建つビルのために、昨秋、周辺のお店が立ち退きを余儀なくされた。創業40年超、半地下にひっそり佇む〈食堂「かいどう」〉も、その一つ。和洋中、色んな定食や料理があって、老若男女どんなお客にも、必ずおのおののど真ん中メニューがある、家庭的な雰囲気が魅力。「ポークジンジャー」「カレー」「ラーメン」……、何を食べても

美術ファンの再生産にも貢献する人気作。刀剣乱舞

アニメ、ゲームファンのみならず、今や『刀剣乱舞』の名前は、一度は聞いたことがある人が多いだろう。2018年末には第69回NHK紅白歌合戦にミュージカル『刀剣乱舞』のキャラクターである刀剣男士が出場し、その人気を見せつけた。

『刀剣乱舞』は、2015年にリリースされたPCブラウザゲーム『刀剣乱舞−ONLINE−』が出発点である。舞台は西暦2205年。歴史を改変しようとする「歴史修正主義者」が現れた

蕎麦を啜りフレンチに酔う、森の中の一軒。

八ヶ岳の南麓、陰影の濃い緑に包まれて立つ黒く尖った三角屋根。築200年の古民家を移築し、会員制別荘として使われていたこの場所を受け継いだレストランが、3年目を迎えたこの夏、オーベルジュとしてリニューアルした。主役は、八ヶ岳伏流水と蕎麦粉だけで作る十割蕎麦、そして地の食材を使ったフレンチ。都内のフランス料理店で料理長を歴任し、アジアのベストレストラン50に選出されたシンガポール〈WAKU GHIN〉

国民的絵画、降臨。

浮世とは当世のこと。今、この世で味わえる娯楽と享楽を描いた浮世絵は、自由で粋な元禄の空気を映す国民的エンターテインメントだ。原点は風俗画。初期は菱川師宣らの肉筆画や墨一色の摺り物がメインだったが、多色摺り木版の技術革新によって一気に大衆化。歌舞伎スターの役者絵や美人画は装いの流行発信源になり、歌川国芳が描く幕府批判の風刺画は庶民の喝采を浴びた。浮世絵が、上質なポップミュージックのように愛されている

裸体デモクラシー。

ヌードを芸術として描き、公の場で鑑賞するという文化が日本に入ってきたのは明治後期。美しい裸体表現は精神の美を表す手段であると考える西洋では、ヌードが絵画の重要ジャンルであり、宗教画の場面という言い訳でエロスとしてのヌードもたくさん描かれてきた。が、日本ではそういう西洋のヌードに触れるまで、エロスを描いた春画はあれど「裸体」ジャンルはなし。日本の裸体デモクラシーは意外と最近のことなのだ。明治中期に渡

JULES VERNE COFFEE (東京/高円寺)

茨城県つくばから、築50年のJR社宅をリノベーションした〈高円寺アパートメント〉に2017年8月移転オープン。小山彰一さんと亜希子さん夫婦で切り盛りし、小山さんは『ローストマスターズチャンピオンシップ』などで団体優勝した経験を持つ。シングルオリジンも取り扱うが、シグネチャーはブレンドの「月世界旅行記」。キレの良さもさることながら、深煎りとは思えないフルーティさが際立つ。豆を購入すると、コーヒー1杯