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大山崎 COFFEE ROASTERS (京都/大山崎)

「誰がどんな淹れ方をしても、おいしいと思ってもらえる雑味のない焙煎を」と焙煎担当の中村佳太さん。冷めても風味が変わらないのは、20分以上の時間をかけて熱風式でじっくり豆に火を通すから。カフェではないものの、試飲用のドリップが次々と行われ、豆を買いに訪れた客たちがサロン的空間でくつろぐ。「遠慮がちな人には“飲んで”って勧めます」とドリップ担当の妻のまゆみさん。店頭で販売するのは焙煎後3日以内の豆のみ

ETHICUS (静岡/静岡)

都内のカフェで10年間バリスタを務めたのち、独学で焙煎技術を磨いた山崎嘉也さん。地元・静岡で今の物件に出会い昨年オープン。「飲んだときに農園の風景が見えるような香りを目指しています。産地に育つオレンジやバナナの木などのフレーバーをしっかり感じてほしいんです」。スタイリッシュな“ラボっぽい”店内は味覚が研ぎ澄まされる空間。「将来は静岡の茶畑を利用してコーヒー農園を造りたい」と、大きな夢を語ってくれた

地域の資源を活かして、町づくりを面白がる地元の人と、経済中心の社会に疑問を持つ都会の人が地方で交わる。

海、山、川など自然に恵まれた環境と資源、人とのつながり。地方にあるものを求めて、ライフスタイルとして、移住や2拠点生活を選択する人や、地域に根づいてビジネスを起こす人が増えているいま、日本の地方に、新たなコミュニティが生まれている。