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山崎

大山崎 COFFEE ROASTERS (京都/大山崎)

「誰がどんな淹れ方をしても、おいしいと思ってもらえる雑味のない焙煎を」と焙煎担当の中村佳太さん。冷めても風味が変わらないのは、20分以上の時間をかけて熱風式でじっくり豆に火を通すから。カフェではないものの、試飲用のドリップが次々と行われ、豆を買いに訪れた客たちがサロン的空間でくつろぐ。「遠慮がちな人には“飲んで”って勧めます」とドリップ担当の妻のまゆみさん。店頭で販売するのは焙煎後3日以内の豆のみ

ETHICUS (静岡/静岡)

都内のカフェで10年間バリスタを務めたのち、独学で焙煎技術を磨いた山崎嘉也さん。地元・静岡で今の物件に出会い昨年オープン。「飲んだときに農園の風景が見えるような香りを目指しています。産地に育つオレンジやバナナの木などのフレーバーをしっかり感じてほしいんです」。スタイリッシュな“ラボっぽい”店内は味覚が研ぎ澄まされる空間。「将来は静岡の茶畑を利用してコーヒー農園を造りたい」と、大きな夢を語ってくれた

豊崎西公園|山崎 亮

 公園を造り、守り、活用していくパークマネジメントに携わる山崎さん。兵庫県の〈有馬富士公園〉では、市民参画型のパークマネジメントに取り組み、来園者が満足する理想の公園となるよう、その仕組み作りを支援してきた。「僕らのような仕事をしていると、特に都市部の公園については教育や環境、福祉に寄与する活動ができるとか、マネジメントの観点から考えてしまいがちです。でもこの公園のように、地域の身近な公園は日々の

高橋園芸

 京都は日本における洋蘭栽培発祥の地。蘭研究のパイオニアだった加賀正太郎の邸宅で「蘭屋敷」とも呼ばれていた大山崎山荘から程近い、風が吹き抜ける野原に同園はある。当主の髙橋正勝さんは2代目。衛生兵で硫黄島の戦いの生き残りだった初代が、花の癒やしの力に感銘を受け、地元で園芸店を開いたのが最初だそうだ。取り扱いはおよそ1,000種。輸入にも力を入れ、取材時も「明後日からシンガポール、タイ、マレーシアへ。

〈歓迎 本店〉のトマトと玉子炒め

 今年で創業30年目を迎えた〈歓迎 本店〉。オーナー一族が営む〈你好〉〈金春〉とともに、蒲田の三大餃子の雄として全国にその名を馳せてきた。しかし繁盛店の看板は、実は羽根付き餃子だけではないのだ。
 その隠れた名物の一つが「トマトと玉子炒め」。日本でもあまたの中華料理店で見かけるお馴染みのメニューだが、〈歓迎 本店〉の一皿はトマトがゴロゴロと入り、ひときわ瑞々しい。火入れしたトマトは噛めば柔らかな酸

bi.blé

 小麦の一大産地、北海道・美瑛。小麦を使ったパンをおいしく食べるためのオーベルジュ〈ビブレ〉が2014年春、オープンした。製パンに向くような国産小麦の品種改良、そして価格下落により、ついにやってきた国産小麦粉を使ったパンブーム渦中の、象徴的な出来事だといえるだろう。
 季節の花と青々とした麦の畑が「まるでパッチワーク」と表現される美瑛の丘。ここに誕生した食の複合施設〈北瑛小麦の丘〉内に〈ビブレ〉は

地域の資源を活かして、町づくりを面白がる地元の人と、経済中心の社会に疑問を持つ都会の人が地方で交わる。

海、山、川など自然に恵まれた環境と資源、人とのつながり。地方にあるものを求めて、ライフスタイルとして、移住や2拠点生活を選択する人や、地域に根づいてビジネスを起こす人が増えているいま、日本の地方に、新たなコミュニティが生まれている。