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ヴィスコンティ

世界のトップ調香師を集め、"マニアック"で個性的な香水を作り出す〈フレデリック マル〉の魅力。

祖父が〈パルファン・クリスチャン・ディオール〉の創設者、母親がディオールの「オー ソバージュ」の開発メンバーだったこともあって、家にはいつもリットル単位で香水が送られてきていたよ。12歳から香水をつけ始めたんだけど、「香水は自分の一部」と気づいたのはその頃から。僕はスポーツ少年で毎日たくさんの汗をかき、一緒に香水も蒸発して自分の顔に上がってくるわけだから、知らぬ間に中毒になっていたのかもしれない(

自由をよりどころにするこゝろのプロパガンダあるいは、出会い。|平川武治

僕はパリのモードを見ることを30年近く生業としています。そして、古稀を迎えるまで大好きなモードの世界で生かされてきました。
 
生前、母親のモダンな着道楽が僕を今のファッション好きにした根幹でしょう。世間とは違った、“母が着せたい好きな服”を着せられて通学し、中学生まで育てられました。終戦当時は学生服のほとんどが古着の詰め襟全盛の時代でしたから、このことが今から思うと僕のファッション体験そのもので