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食感

一本釣りのブランドアジで作る贅沢な一品。

アジフライといえばピンとした尾付きのあの三角形を思い浮かべるが、〈田はら〉のそれはちょっと違う。上品な二口サイズ。衣はサクサク、身はしっとりふくよか。大人のアジフライ、ハレの日のアジフライである。
 愛媛県三瓶町の奥地湾の「奥地アジ」というブランドアジを使用。豊後水道の潮流にあり、良質なエサが豊富な漁礁で育つ「奥地アジ」は、程よく脂がのっていて、かつ身の締まりが良いのが特徴。漁法は昔ながらの一本釣

生きたアジから生まれるふっくら食感。

 誰もがよく知る料理ほど、魚の良さや違いが伝わるはず。魚自慢の割烹料理店が、アジフライ定食一本のランチを始めたのはそんな思いからだった。瞬く間に「アジフライの店」として名をとどろかせるようになり十余年。昼の行列は途切れることなく今日に至る。
 東京湾で揚がるアジを生きたままおろし、一晩寝かせて使用。余分な水分を出しながら徐々に身が締まり、加熱した時にふっくらとした厚みが出る。刺し身で食べられる新鮮

大巴六九藥用物園區

長テーブルの上に、馬齒莧、巴參菜、山蘇、昭和草など見るのも聞くのも初めての植物がずらり20種類ほど。片手にテボザルを持ち、ビュッフェ式に好みの野草をザルに詰め、ぐらぐら煮立った湯の中でしゃぶしゃぶ。さっとゆでた野草に好みの薬味やソースを加えて食す、なんとも質素な料理。しかしこれが、驚くほど旨い。シャキッ、ネバッと様々な食感。苦味のなかにほのかに広がる甘味。野草がこんなにも繊細で味わい深いとは! 広

SATSUKI ホテルニューオータニ

「親切な人になりたい」と思い、接客の最高峰であるホテルを目指しました。憧れのホテルニューオータニに入社して2年目です。〈SATSUKI〉はオールデイダイニングなので、客層は国籍も年齢層も本当に幅広いです。9月に登場したマロンパンケーキは、八丈島ジャージー牛乳や徳島県産和三盆糖など素材を厳選し、最少限の粉を使って焼き上げるスフレ生地で、プリンのようにレアでフワフワに仕上がっています。「わぁ!」とお客

foodmood

 〈フードムード〉の店内は、アースカラーの世界。木と石と野の花をバックにオーラを放つのは、デコレーションのない茶色い風貌がかえって目立つお菓子たちだ。
「バターを使ったおいしいお菓子は世の中にたくさんあるので、私は菜種油を使って、焼き切ることで出るお菓子のおいしさを伝えられたらと思っています」と、店主のなかしましほさん。
 おなかだけでなく、心も満足できるようなおやつを目指して〈フードムード〉と名

Sunday Bake Shop

 店主の嶋崎かづこさんいわく「仕込みに1週間かかるから週に1度しか開けられなかった」初台名物〈サンデーベイクショップ〉。開店8年でスタッフも増え、営業日は3倍になったが、開店前からお客が並ぶ混雑ぶりは相変わらず。
 店の半分を占めるのは、お菓子屋さんには珍しいオープンキッチン。目の前で焼き上がるお菓子が買えるライブ感が、ここの最大の魅力だ。
「パティシエよりベイカーと呼ばれたい」という嶋崎さんが作

栗が好きでたまらない、藤森先生の秋の栗時間。|藤森照信

 いわゆるケーキ系はそんなに好きじゃないです。だってあれ、ガーンとくるからね。一大決心がいる。和菓子をちょっとつまむくらいが、気分転換にちょうどいい。
 僕はとにかく栗が好きでね。戦後、信州の田舎で育ったものだから、おやつってごく限られていて、栗と柿とクルミ、あと母の作る干しイモくらいしかなかった。栗は中でも高級だった。秋は落ちているのをそのまま食べてましたけどね。ほかの季節用にもゆでて干して保存

目の前にあると危険なほどの、白いフワフワを食す幸福感。|尾上松也

 ソフトクリームや生クリームなど、白くてフワフワしたものを見ると、非常に、気持ちが高ぶります。好きなのはなるべくゴチャゴチャしていない、シンプルな乳製品。クレープならチョコ生クリーム、ショートケーキはイチゴなしでもいいくらい。楽屋見舞いとして高級品をいただくこともありますが、ミスタードーナツのエンゼルクリームなんかも好きですね。とにかくそばにあると食べてしまうので、なるべく目の前に置かないように、

〈Konditorei Mine〉のクッキーサンド

 名物はクッキーサンドの「コロコロ」。抹茶、ラムレーズンなど6〜8種が店頭に並ぶ。三島駅前からタクシーで約10分。のんびりとした住宅地に立つ店だが、今やゲストの半数は、県外からの人々だ。
 オールマイティな品揃えの洋菓子店を、伊原幸司さんが「コロコロ」主体の今の形にリニューアルしたのは3年前。「店の看板商品を」と、考えたときにクッキーサンドが浮かんだのは、手のひらサイズの親しみやすさと、1個の満足