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食感

21人のスリランカ人と4人の日本人。

今回、S社長が連れて行ってくれるというのは、中目黒になんと28年前からあるスリランカ料理の店。スリランカカレーなるものがちまたではじわじわ流行っていると聞いているし、ちょうど「はっきりした味の料理が食べたい」と子供じみたことを思っていたところだった。はっきりした料理といえばカレーということに世の中決まっている。
 
駅に着くと先に店に到着していたママから「今、大変なことになってます」とライン。なん

【冷えた弁当の後は、ギャコックで】鍋にあふれる無限のチベット。

先日4本目の長編映画を撮り終えた。私は出自が演劇なので、映画と演劇の違いについてよく聞かれる。もちろん表現の違いは数限りなくあるが、映画と演劇には、飯の食い方が違うというのが大いにある。演劇は、だいたい昼過ぎに始まり、夜帰れる。なので朝昼晩、おのおの勝手に飯を食う。しかし、映画は、朝早いし、そうそう夜は帰れない。なので、皆で3食弁当を食う。これがきつい。しかも低予算の現場である。おかずの乏しい冷え

【ネワールとタカリ、2民族の味覚の地図。】松尾と社長、ときどきママ

前回はチベット、今回はネパール料理を食す。

チベットとネパールは、隣り同士の国である。なのに、こんなに違うのか! と、驚いた。今までヨーロッパに何カ国か行ったが、たとえばフランス人とスイス人の見分けなどまったくと言っていいほどつかない。しかし、チベットとネパールは、つく。激しくつく。チベット人はきわめて日本人っぽい風貌であったが、今回店で初めて会うネパール人は、かなりインドよりな見てくれである。

八丁堀〈中華シブヤ〉の 「ニラ玉」

「十月の築地市場移転もきっかけとなりまして…」という貼り紙と共に、今年9月、八丁堀で60年愛された〈中華シブヤ〉が閉店した。店主の渋谷さんは、食材の仕入れを毎朝築地で行っていたのだそうだが、市場がお店から遠くなり、それが叶わなくなったんだそうだ。ここの名物メニューは、なんといっても、一皿に2束のニラを使用した「ニラ玉」。ニラをシャキシャキに炒めて甘辛く味つけ、その上に薄焼き卵をのせた、一風変わった

一本釣りのブランドアジで作る贅沢な一品。

アジフライといえばピンとした尾付きのあの三角形を思い浮かべるが、〈田はら〉のそれはちょっと違う。上品な二口サイズ。衣はサクサク、身はしっとりふくよか。大人のアジフライ、ハレの日のアジフライである。
 愛媛県三瓶町の奥地湾の「奥地アジ」というブランドアジを使用。豊後水道の潮流にあり、良質なエサが豊富な漁礁で育つ「奥地アジ」は、程よく脂がのっていて、かつ身の締まりが良いのが特徴。漁法は昔ながらの一本釣