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食感

【恋とサボテン、そして、時間。】日本とメキシコを結んだ深い愛の物語。

 うまいものを食う、というのは、恋愛に似ている。たとえば、とてもうまい寿司屋を予約し、その日が近づいて来るワクワク感、そして、緊張感、いざ、おまかせのコースが煌びやかに目の前に現れる時感じる、前戯、本番、ピロートークみたいな、ここはベッドの上かと錯覚するような流れ、支払いのときの、もっと払いたいというマゾッけ。いろいろひっくるめて恋だわー、なんて思うことはなかろうか? 私だけだろうか? 

 今回

名古屋人も知らない、未開の味。

味噌煮込みうどんの先を行く進化系煮込み。

今、名古屋では味噌煮込みよりもカレー煮込みの方が人気。家でも3分ほど煮込めば本場の味が完成! 少し辛めのスープはご飯を入れればカレーリゾット風に。680円。取り寄せ可。●ジェイアール名古屋タカシマヤ店/名古屋市中村区名駅1−1−4 B1☎052・566・8582。10時〜20時。不定休。

キーワードは“ギャップ”です。

そもそも僕が和菓子の虜になったきっかけの地が名古屋。和菓子の担当になった1年目、47都道府県の名店をくまなく巡り、いちばん驚かされたのが、そのレベルの高さでした。
 
名古屋は味が濃いというイメージがありますが、和菓子、特に上生菓子に関していえば、その正反対。日本で一、二を争うほど上品な味だと思います。京都で修業を積んだ職人が多いせいか、意匠も京都に近く、表現が抽象的。例えば、金魚という菓銘でも、

注文の多い料理店。

名古屋には愛知県芸術劇場や四季劇場、御園座など、大小さまざまな劇場があるが、食好きがこぞって目指す“劇場”といえば、丸の内エリアの裏通りに佇む雑居ビル内に店を構える〈山猫軒〉だ。
 
目立つ看板もなく、小さく描かれた“山猫軒”の文字を見つけて「本当にここでいいのだろうか」と半信半疑で年季の入った階段を上る。扉を開けると、そこは確かに飲食店の設えで、カウンターのなかで店主の伊藤新作さんが出迎えてくれ