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古着は世界を駆け巡る!

昨年末に、原宿に出店した古着屋〈西海岸ANCHOR〉は圧倒的な品揃えが評判を呼び絶好調。だが、今回注目するのは、母体となる日本ファイバー(福岡県大川市)という会社だ。年間に200万トンもの衣料が廃棄されるなか、世界を相手に古着事業を多角的に展開している。その内容を知ると、流通の仕組みがいかにサステイナブルで時代に合っているかがわかるはずだ。
 
1950年に廃品回収からスタートした同社は、70年代

映画に向け、今からハマっても遅くない!ユーリ!!! on ICE

2016年10月〜12月に放映された、世界初の本格男子フィギュアスケートアニメ。監督、シリーズ構成・山本沙代、ネーム(脚本原案)、キャラクター原案・久保ミツロウ、キャラクターデザイン・平松禎史、フィギュアスケート振付・宮本賢二、アニメーションスタジオMAPPAという強力な布陣で制作された。
 
主人公はフィギュアスケート選手の勝生勇利。独特のリズム感とステップが強みだが、プレッシャーに弱く、世界的

才能は閃光のように。

ジミヘン、カート・コバーン、ブライアン・ジョーンズにエイミー・ワインハウス(バスキアも)。多くの天才ミュージシャンが27歳で夭折した謎を「27クラブ」と呼んだりするが、日本ではなぜか洋画家に早世者が多い。村山槐多は22歳、佐伯祐三は30歳。三岸好太郎が31歳で松本竣介が36歳。 明治末期から大正の洋画黎明期を駆け抜け、時代に強烈な光芒を刻みつけた青木繁と関根正二もまた、薄命の天才だ。海への祈りと神

絵とアバンギャルド。

戦意高揚という明確な使命の下で描かれた戦争画が現れる前、つまり大正から昭和初期に日本の洋画界を席捲していたのは、戦争画とは真逆の、画家の自我を尊重する「主観上等!」な絵画。その背景にはもちろん西洋の芸術運動や芸術思潮があったのだが、中でも大きなトピックは、シュールレアリスムやダダイスムなど、ヨーロッパの前衛芸術に感化された画家が登場したこと。急速な都市化が進み、非人間的な気配が広がる時代にあって、

お前も侍の子じゃけん、覚悟せい。| 松本零士

私は福岡の久留米生まれの小倉育ち。父親は大刀洗の飛行第四戦隊の勤務で、陸軍航空隊の飛行機乗りでした。幼少期に明石に越して、そこに昭和18(1943)年まで。先祖の家が愛媛県の大洲市新谷にあって、19年から疎開しました。連日連夜B29の大編隊が宇和島の方から頭上を通って広島の方へ。原爆機も頭上を通ったはずです。機銃掃射を受けて爆弾を落とされる、空襲警報も味わいました。終戦の日は川で泳いでいて、「戦争

MURRMA COFFEE STOP(東京/初台)

学生時代、カフェのバイトでエスプレッソを淹れていた店主の下司意さん。就職活動のタイミングで浅煎りコーヒーに出会う。「果実味もさることながら、甘さに驚いた。グアテマラもブラジルも、こんな甘美な味がするなんて」。東京と九州で焙煎の経験を積み、2017年に開業。浅煎りのエチオピアはフルーティさの後にまろやかな甘味を感じる。焙煎機の前には5席のカウンターがあり、焙煎風景を見ながらのんびり過ごすこともできる