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横浜

RISING SUN

 横浜の海岸通りに根を張り来年で20年。店内には1950〜70年代を中心にイギリス買い付けのツイードジャケットやトレンチコート、フォーマルなレザージャケットなど流行に左右されないトラディショナルな古着が並ぶ。どれもグッドコンディションでリーズナブル。ニューウェーブやダブなど店主お気に入りのブリティッシュサウンドがレコードでかかる店には、横浜のダンディたちが英国紳士になりきって足繁く通う。

伸ばしても、髭はきちんと整える。

 西洋理容発祥の地といわれている横浜・山下町の〈バーニーズ ニューヨーク横浜店〉には、髭のスタイリングを主としたバーバーサロンがある。本来ならば、ウエットシェービングで髭をきれいに剃るというのがバーバーの役割だが、髭をどのように整えるかを考えるカミソリ倶楽部が手がけるバーバーは一味違う。「私たちは例えばビジネスマンが営業でも行けるような軽さを意識した髭のデザインがあるのではと考えます。髭の文化が華

Aslun

雑居ビルの2階。居酒屋やエスニック料理屋の看板が並ぶ中廊下は猥雑な雰囲気だが、〈アスラン〉の店内は別世界。
 ブビンガ材の一枚板で仕立てたカウンターでリーゼントヘアの店主・能條貴史さんがお出迎え。バックバーに並ぶ酒は約400本。その約8割がウイスキーだ。オールドボトルも多いが「日本人は酒を味わうにも素材の味を繊細に、となりがち。もっと自由に楽しんでいただきたい」と、カクテルでの提案にも積極的。勤め

小林亜星

戦時下の少年時代から退廃のにおいに魅せられた自称、ナンパな不良少年が、ハワイアンやジャズを片手に夜の世界を飲んで、買って。一度は入った会社を飛び出して、万人の耳に残るメロディを生み出し続けた才人、小林亜星。小さな事務所でその巨体を響かせながら語る人生は、骨太な反骨精神を持つ本当の不良だけが語り得る、軽快で耳に残る歌だった。

俳優論。あるいは、なぜ亀岡拓次は役者ではなく俳優と呼ばれるのか?

「この俳優、どこかで見たことがあるけど、名前まではわからない……」。映画やドラマを見ていて、そうつぶやいた経験はないだろうか? 亀岡拓次とは、そんなどこにでもいる脇役俳優の一人。彼のうだつの上がらない人生をチャーミングに描いた映画『俳優 亀岡拓次』が公開中だ。そこで原作者の戌井昭人と監督の横浜聡子に語り合ってもらった。キーワードは、「俳優とは何か?」。

横浜聡子 ずっと気になっていたんですけど