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焙煎

ROKUMEI COFFEE CO. TOMIO ROASTERY (奈良/富雄)

1974年に創業した奈良の老舗〈coffee beans ROCOCO〉の新展開として、2017年に焙煎機を構えオープン。店主はスペシャルティの焙煎技術を競う『ジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップ 2018』の覇者、井田浩司さん。「奈良はまだ自家焙煎のお店が少なく、深めの焙煎がメイン。甘味やフルーティさが際立つ浅煎りのおいしさも伝えたい。また、豆の種類でも個性を出したい」と、生産

Mel Coffee Roasters (大阪/新町)

留学先のメルボルンで魅了され、コーヒーの世界へと足を踏み入れた店主の文元政彦さん。人気エリアの立地と角地に惹かれた店舗は、極小ではあるものの焙煎所併設のコーヒースタンドがすぐにイメージできたという。トレーサビリティを重視して選んだ生豆は、空調を整えた空間で管理。焙煎前後の豆の水分量や密度、色を測ることで安定した焙煎を行う。ニュークロップのうちに売り切ることをポリシーとし、常に鮮度の高い豆を揃える。

大山崎 COFFEE ROASTERS (京都/大山崎)

「誰がどんな淹れ方をしても、おいしいと思ってもらえる雑味のない焙煎を」と焙煎担当の中村佳太さん。冷めても風味が変わらないのは、20分以上の時間をかけて熱風式でじっくり豆に火を通すから。カフェではないものの、試飲用のドリップが次々と行われ、豆を買いに訪れた客たちがサロン的空間でくつろぐ。「遠慮がちな人には“飲んで”って勧めます」とドリップ担当の妻のまゆみさん。店頭で販売するのは焙煎後3日以内の豆のみ

walden woods kyoto (京都/六条)

白い部屋に置かれたヴィンテージのプロバットが存在感を放つロースターカフェ。「鉄製で蓄熱性が高いため、均等にムラなく焼けるのが魅力。京都に根づく深めの焙煎も頭をよぎったけれど、いい豆ほどジューシーさや甘さといった特徴を引き出したいから浅煎りを主体にしています」と、店長の梅田考也さん。2階の客席にはあえてテーブルを置かず雛壇状のベンチに。斬新な空間とも相まって、京都のコーヒーシーンに新風を吹き込んでい

SHIGA COFFEE (京都/丹波口)

間もなく新駅ができる梅小路エリアに昨年開業。店主の中谷芳浩さんは焙煎機などの梱包を手がける仕事から焙煎人となった経歴の持ち主。「気軽に楽しんでもらえるよう、スペシャルティプレミアムグレードを、できる限り買いやすい、リーズナブルな価格で提供しています」と中谷さん。ブレンドは中深煎りと深煎りの2種類、シングルもすべて中深煎りで揃える。「目指すのは毎朝飲んでも飽きない味です」。ブレンドはブラジル・コロン

HOME COFFEE ROASTER (三重/津)

小さな住宅地の端にある真っ白な焙煎所。営業日が少ないのは生豆の下準備に時間を要するため。まず水で洗って付着物を取り除き、丸1日かけ自然乾燥させるのだ。「生豆を洗う店は1割もないかもしれません。豆についた不純物が燃えて、コーヒーが余分な香りをまとわないように」と店主の構司啓太さん。焙煎はすべての豆に火が入った瞬間の“完煎”を基本に仕上げる。「中深煎りといっても人によって差がありますが、完煎は等しく同

Q.O.L.COFFEE (愛知/名古屋)

スペシャルティコーヒーに傾倒して15年。嶋勇也さんは国内やメルボルンで修業を重ねてきた。「海外にはコーヒーの価値を高める“その店ならではの工夫”がある」と、嶋さんも焙煎機を自分仕様にカスタム。雑味のない生豆を使用し、芯に豆の個性を残す焙煎法を極める。新しいロースタリーのかたちを提案すべく、2階には国内で活躍するアーティストの作品を展示。「コーヒーの先にある文化的広がり」を意識し、独自の道を追求する

ETHICUS (静岡/静岡)

都内のカフェで10年間バリスタを務めたのち、独学で焙煎技術を磨いた山崎嘉也さん。地元・静岡で今の物件に出会い昨年オープン。「飲んだときに農園の風景が見えるような香りを目指しています。産地に育つオレンジやバナナの木などのフレーバーをしっかり感じてほしいんです」。スタイリッシュな“ラボっぽい”店内は味覚が研ぎ澄まされる空間。「将来は静岡の茶畑を利用してコーヒー農園を造りたい」と、大きな夢を語ってくれた

hazeru coffee (富山/富山)

17年前〈スターバックスコーヒージャパン〉の北陸出店とともに入社し、転勤先の京都でスペシャルティコーヒーと出会った窪田豊久さん。東京の自家焙煎コーヒー店で学び、「富山にもスペシャルティコーヒーのおいしさを伝えたい」と2016年にオープン。理想の豆に仕上げるために通常より火力の強い焙煎機をメーカーに特注。豆によって12段階の焙煎度合いを設定し、産地の個性を際立たせる。ガラス張りの店内では常時7種の試

darestore (宮城/仙台)

メルボルンでカフェ文化を学んだ寺澤芳男さんと仙台の名店〈ネルソンコーヒー〉に長年勤めた焙煎士・石山悠介さんがタッグを組み2017年に開店。「仙台は自家焙煎の店が増えコーヒーイベントが盛ん。情報交換にも積極的で全体でレベルアップしていこうという空気がある」と石山さん。浅煎り~中煎りの豆をハンドドリップで丁寧に淹れる。ビルの3階の小さなカフェながらコーヒー好きの間で隠れた名店として認知されている。