キーワード

焙煎

COFFEE UNIDOS (福岡/糸島)

糸島の人気アンテナショップの中にある〈Tana Cafe〉の姉妹店として2013年オープン。店主の田中裕之さんは、自宅の一角から焙煎を始め、同年から豆のダイレクトトレードを開始。以来毎年2月にエルサルバドルとニカラグアへ。生産者と一緒に農園を巡り、食卓を囲んで意見交換も。「彼らが一番いい豆を分けてくれるから。大切に焙煎しようという思いは強いです」。店内には試飲ボトルが並び、全種類の飲み比べができる

COFFEEMAN Roasting & Planning Café (福岡/六本松)

店主の江口崇臣さんは、高い焙煎技術が世界からも注目される福岡の名店〈豆香洞コーヒー〉で腕を磨き独立。花屋、パン屋などが並ぶ市内の路地に店を構えた。ブレンドを中心とするメニューには「3.8」「6.4」など数字のみを記載。「これは浅煎り~深煎りの焙煎度を示す専門用語。少しの学びがコーヒーをもっと楽しくしてくれるはず」と、ドリップ中のコーヒーに光を当て、焙煎による色の違いも教えてくれるなど、解説も楽しい

THE LAB. by craftsman coffee roasters (山口/下関)

下関市地方卸売市場内にある建物の一部を改装した店舗は、モノトーンの塗装にむき出しの天井。スタッフは白衣を羽織り、さながらラボ(研究所)のような空間だ。代表の高城翔伍さんと青山高志さんは、大学の同級生。「コーヒーを通して町づくりをしたい」と、全く違う畑からコーヒー業界へ。注文は、ドリップ、エスプレッソなど抽出法と豆を選び、焙煎士と話しながら味を決めていく。6席限定のカウンターで、自分だけの一杯を。

3 ROASTERY (兵庫/丹波)

サンフランシスコ近郊出身のマイク・トイさんは老舗〈ピーツ・コーヒー&ティー〉で働いたことがきっかけとなり、独学で焙煎を始める。妻・ミミさんが経営するシェアハウスの離れをDIYでリノベーション。焙煎機はアメリカの新進〈MILL CITY ROASTERS〉を使用。スペシャルティコーヒーのおいしさを大切にするため浅く焙煎。軽やかで酸味があり舌の上で踊るようなコーヒーを“ブライトな(明るい)味”と表現し

ROKUMEI COFFEE CO. TOMIO ROASTERY (奈良/富雄)

1974年に創業した奈良の老舗〈coffee beans ROCOCO〉の新展開として、2017年に焙煎機を構えオープン。店主はスペシャルティの焙煎技術を競う『ジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップ 2018』の覇者、井田浩司さん。「奈良はまだ自家焙煎のお店が少なく、深めの焙煎がメイン。甘味やフルーティさが際立つ浅煎りのおいしさも伝えたい。また、豆の種類でも個性を出したい」と、生産

Mel Coffee Roasters (大阪/新町)

留学先のメルボルンで魅了され、コーヒーの世界へと足を踏み入れた店主の文元政彦さん。人気エリアの立地と角地に惹かれた店舗は、極小ではあるものの焙煎所併設のコーヒースタンドがすぐにイメージできたという。トレーサビリティを重視して選んだ生豆は、空調を整えた空間で管理。焙煎前後の豆の水分量や密度、色を測ることで安定した焙煎を行う。ニュークロップのうちに売り切ることをポリシーとし、常に鮮度の高い豆を揃える。

大山崎 COFFEE ROASTERS (京都/大山崎)

「誰がどんな淹れ方をしても、おいしいと思ってもらえる雑味のない焙煎を」と焙煎担当の中村佳太さん。冷めても風味が変わらないのは、20分以上の時間をかけて熱風式でじっくり豆に火を通すから。カフェではないものの、試飲用のドリップが次々と行われ、豆を買いに訪れた客たちがサロン的空間でくつろぐ。「遠慮がちな人には“飲んで”って勧めます」とドリップ担当の妻のまゆみさん。店頭で販売するのは焙煎後3日以内の豆のみ

walden woods kyoto (京都/六条)

白い部屋に置かれたヴィンテージのプロバットが存在感を放つロースターカフェ。「鉄製で蓄熱性が高いため、均等にムラなく焼けるのが魅力。京都に根づく深めの焙煎も頭をよぎったけれど、いい豆ほどジューシーさや甘さといった特徴を引き出したいから浅煎りを主体にしています」と、店長の梅田考也さん。2階の客席にはあえてテーブルを置かず雛壇状のベンチに。斬新な空間とも相まって、京都のコーヒーシーンに新風を吹き込んでい

SHIGA COFFEE (京都/丹波口)

間もなく新駅ができる梅小路エリアに昨年開業。店主の中谷芳浩さんは焙煎機などの梱包を手がける仕事から焙煎人となった経歴の持ち主。「気軽に楽しんでもらえるよう、スペシャルティプレミアムグレードを、できる限り買いやすい、リーズナブルな価格で提供しています」と中谷さん。ブレンドは中深煎りと深煎りの2種類、シングルもすべて中深煎りで揃える。「目指すのは毎朝飲んでも飽きない味です」。ブレンドはブラジル・コロン

HOME COFFEE ROASTER (三重/津)

小さな住宅地の端にある真っ白な焙煎所。営業日が少ないのは生豆の下準備に時間を要するため。まず水で洗って付着物を取り除き、丸1日かけ自然乾燥させるのだ。「生豆を洗う店は1割もないかもしれません。豆についた不純物が燃えて、コーヒーが余分な香りをまとわないように」と店主の構司啓太さん。焙煎はすべての豆に火が入った瞬間の“完煎”を基本に仕上げる。「中深煎りといっても人によって差がありますが、完煎は等しく同