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一本

オリンピックが近づいているからこそ、 観ておきたい、あの競技の映画。

監督は馬術の元カナダ代表、脚本・主演者も競技経験ありという筋金入りの馬好きが結集したのが本作。名馬ジャップルーと騎手ピエール・デュランの実話を基に、ロスとソウル五輪も豪華に再現。オリンピックで唯一、動物と共に挑む競技であり、性差や年齢に制限されないスポーツの奥深さを知るべし。

世界を読み替える、クトゥルー神話の魅力。

人類が登場するはるか以前、地球を支配していたのは異次元から到来した邪悪なる神々だった。異形の姿を持つ邪神たちは、地底や海底で眠りに就きながら、復活の時を虎視眈々と狙っている。「クトゥルー神話」とは、こうした壮大な世界観のもとに創作された複数の作家たちによるフィクションの総称だ。その起点となったのは、アメリカの怪奇小説家H・P・ラヴクラフトが1920年代から30年代にかけて執筆した作品。彼の死後、多

暗くてもネガティブでも読みたくなる、“実録私小説”とは?

近年 “実録私小説”なるジャンルの本が次々と出版されている。家族との軋轢や鬱病など、テーマはどれも人には話しづらいこと。彼らはなぜあえて書くのか、なぜ私たちはそれに惹かれるのか。実録私小説を書いた花田菜々子さんと、ジャンルの象徴的な一冊『夫のちんぽが入らない』の書籍編集を担当する高石智一さんに聞いた。

“スター・ウォーズを観ない星” に生まれたんだと思います。| 柳楽優弥 (俳優)

周りがすごく盛り上がっていると、なんとなくついていけなくて……。そうポツリとつぶやいた柳楽優弥さん。クールな印象の彼らしい言葉だ。そして、それは観ていない映画にも当てはまると教えてくれた。

「『スター・ウォーズ』のファンってみんな熱いですよね。アメリカに少し留学していた時も、僕だけ観ていなくて、クラスメイトたちに“スター・ウォーズを観てないなんて遅れてる!”ってめちゃくちゃ言われたんです。そうだ

一本釣りのブランドアジで作る贅沢な一品。

アジフライといえばピンとした尾付きのあの三角形を思い浮かべるが、〈田はら〉のそれはちょっと違う。上品な二口サイズ。衣はサクサク、身はしっとりふくよか。大人のアジフライ、ハレの日のアジフライである。
 愛媛県三瓶町の奥地湾の「奥地アジ」というブランドアジを使用。豊後水道の潮流にあり、良質なエサが豊富な漁礁で育つ「奥地アジ」は、程よく脂がのっていて、かつ身の締まりが良いのが特徴。漁法は昔ながらの一本釣

生きたアジから生まれるふっくら食感。

 誰もがよく知る料理ほど、魚の良さや違いが伝わるはず。魚自慢の割烹料理店が、アジフライ定食一本のランチを始めたのはそんな思いからだった。瞬く間に「アジフライの店」として名をとどろかせるようになり十余年。昼の行列は途切れることなく今日に至る。
 東京湾で揚がるアジを生きたままおろし、一晩寝かせて使用。余分な水分を出しながら徐々に身が締まり、加熱した時にふっくらとした厚みが出る。刺し身で食べられる新鮮

沖縄産の映画も多数上映、 県内唯一のカフェシアター。┃シアタードーナツ

 きっかけは、一本の沖縄産ホラー映画。2014年に公開された『ハイサイゾンビ』に製作者として関わった宮島真一さんは、せっかく作ったのになかなか観る機会がないことに気づいた。「最初はカフェなどで上映会をやっていたんですけど、これがなかなか好評だったんです。じゃあそれなら映画館自体を作っちゃえ! ってことになりました」。沖縄市の中心部にあたるコザは、那覇から北東へ向かっておよそ20㎞。一時期は駐留米軍

とらや工房

澄んだ空気と鳥のさえずり。和菓子の〈虎屋〉が静岡県御殿場に構える〈とらや工房〉は、鬱蒼とした落葉樹の林を抜けた先にある。この一帯は富士の裾野の避暑地として古くから人気で、この土地ももともとは昭和初期の別荘だという。
 工房の設計を手がけた建築家の内藤廣は、雑木林の豊かさをそのまま残すことにした。建物には華美な建材を避け、庭が主役になるように配慮。正門から工房まで、林の中をゆるやかに蛇行する小道をつ