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巨人

少年と世界。

昭和の時代からアニメは、苦難を通して世界に触れ成長していく少年の姿を描いてきた。『巨人の星』や『機動戦士ガンダム』はその典型といえる作品だ。このようなビルドゥングスロマンは連綿と受け継がれ、平成になってもさまざまに変奏され描かれてきた。

『新世紀エヴァンゲリオン』は、汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンに乗ることになった少年・碇シンジの物語である。彼は使徒と呼ばれる謎の存在と戦うことを求められ、TV

世界はグラフィカルだ!

クレヨンを手に入れた子供が太陽と山と木と花を描くような愛着や、「大自然の姿は共感を得やすいよねー」という策士の目でもって、日本人は自然に親しみ、四季の景色を描いてきた。では明治維新後、新たな日本絵画を創設しようともがき続けた画家たちは、自然をどう描いたのだろう。菱田春草や速水御舟や福田平八郎は、徹底した写生や西洋の遠近法を取り入れた三次元的描写を経て、琳派の色彩や意匠を研究。平面的で装飾的な画面を