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京都

ラヨ・タラガ

昔ながらの喫茶店でお馴染み、深煎りコーヒーが主流の京都にあって、店主・金子将浩さんが手がけるのは浅煎り。果実味や甘味を感じられる生豆を選び、豆の個性であるフレーバーや透明感が発揮されるよう焙煎を施す。「金子さんの店には、爽やかでフルーティなコーヒーが並びます。中でもこの豆は、フローラルなアロマとピーチやプラムのような果実味があり、潑剌としたイメージが感じられます」(大西)。ハーブティーを思わせる後

miepump coffee shop (鳥取/北栄町)

京都のレトロビルの一室で、ハンドロースターの焙煎を行ってきた人気店が鳥取へ。築80年近い、もと保育園の建物と出会い即決。「週の半分は豆を焼いて卸先へ送り、半分は店を作る生活」を続けること約1年半、昨春オープンした。窓の外に畑が広がる眺めと焙煎機は変わったものの、店主・大塚俊孝さんが焙煎するコーヒーは変わらず深煎り。とはいえ「焙煎機を使うことで雑味が取れ、焙煎方法へのアプローチが広がった」という。新

大山崎 COFFEE ROASTERS (京都/大山崎)

「誰がどんな淹れ方をしても、おいしいと思ってもらえる雑味のない焙煎を」と焙煎担当の中村佳太さん。冷めても風味が変わらないのは、20分以上の時間をかけて熱風式でじっくり豆に火を通すから。カフェではないものの、試飲用のドリップが次々と行われ、豆を買いに訪れた客たちがサロン的空間でくつろぐ。「遠慮がちな人には“飲んで”って勧めます」とドリップ担当の妻のまゆみさん。店頭で販売するのは焙煎後3日以内の豆のみ

walden woods kyoto (京都/六条)

白い部屋に置かれたヴィンテージのプロバットが存在感を放つロースターカフェ。「鉄製で蓄熱性が高いため、均等にムラなく焼けるのが魅力。京都に根づく深めの焙煎も頭をよぎったけれど、いい豆ほどジューシーさや甘さといった特徴を引き出したいから浅煎りを主体にしています」と、店長の梅田考也さん。2階の客席にはあえてテーブルを置かず雛壇状のベンチに。斬新な空間とも相まって、京都のコーヒーシーンに新風を吹き込んでい

SHIGA COFFEE (京都/丹波口)

間もなく新駅ができる梅小路エリアに昨年開業。店主の中谷芳浩さんは焙煎機などの梱包を手がける仕事から焙煎人となった経歴の持ち主。「気軽に楽しんでもらえるよう、スペシャルティプレミアムグレードを、できる限り買いやすい、リーズナブルな価格で提供しています」と中谷さん。ブレンドは中深煎りと深煎りの2種類、シングルもすべて中深煎りで揃える。「目指すのは毎朝飲んでも飽きない味です」。ブレンドはブラジル・コロン

hazeru coffee (富山/富山)

17年前〈スターバックスコーヒージャパン〉の北陸出店とともに入社し、転勤先の京都でスペシャルティコーヒーと出会った窪田豊久さん。東京の自家焙煎コーヒー店で学び、「富山にもスペシャルティコーヒーのおいしさを伝えたい」と2016年にオープン。理想の豆に仕上げるために通常より火力の強い焙煎機をメーカーに特注。豆によって12段階の焙煎度合いを設定し、産地の個性を際立たせる。ガラス張りの店内では常時7種の試

世にも稀な旨さ。コーヒー泡盛がすごいぞ。

世の中には不思議な飲み物もあるもんでございます。コーヒーを飲んでるつもりなのに、帰り道は千鳥足。そう、酔っ払うコーヒーがあるんでございます。何だソレ? という、あなたにこそ飲んでもらいたい、その名は、コーヒー泡盛。コーヒーと泡盛。およそ縁のない2つが合体することで、とんでもないおいしさとパワーを持つことになった、世にも稀なドリンクなんでございます。知らないとソンだし、飲まないともっとソンをする。

セオリーと思い込みを捨てよ、町へ出よう。食事に寄り添うコーヒーを選ぶ旅へ。

コーヒーと恋愛が共にあればいい。そう歌ったのはサニーデイ・サービスの曽我部恵一だが、たしかにコーヒーは何かと共にあるほうが嬉しい。

でもそれなのに、「サードウェイヴ」という言葉が世の中に蔓延すると、それまで以上にコーヒーは単体の味として追求されるようになった。もちろんコーヒーがどんどん美味しくなっていくのは喜ばしいことである。とはいえ、例えばランチタイムのサービスに付いてくる「食後のコーヒー」が