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パリ

非日常の空間で味わう 正統派リストランテ料理。

最大4席のテーブルが1卓のみ。サイズこそミニマムなダイニングだが、「アットホーム」とは無縁。薪ストーブがあり、刻一刻と移ろう森の緑を切り取る窓があってなお、きりっとシャープな印象。小林幸司シェフ、葉子さん夫妻が設えた非日常の舞台だ。イタリアのレストランシーンが今よりもっと華やかだった90年代、国内一と称されたウンブリア州〈ヴィッサーニ〉で修業し、料理長も務めた小林シェフ。スフォルマートやアッボルジ

シンプルな表現の裏側にある ユニークな調理アプローチ。

北海道江別市で『ミシュランガイド北海道』の1ツ星を獲得した〈リストランテ薫〉が、その翌年の2018年に東京・広尾に進出。国内外のフーディーたちは騒然、すぐに予約至難の店になった。「シンプルな見た目の料理に、途方もない手間暇がかけられている。下処理も味の含ませ方も独自のアプローチで、未体験のおいしさがある」と、浜田さんも絶賛する。魚を寝かせるときは、袋に入れ塩水に浮かせて身が傷まないように。旨味の強

生ハム別立ての2部制コース。 前人未到の高橋ワールド。

インタビューは恵比寿〈ペレグリーノ〉で行われた。1年のうち4ヵ月は海外、2ヵ月は地方を食べ歩く浜田さんが、東京で通う店の一軒だ。エミリア=ロマーニャ州パルマで修業した高橋隼人シェフの代名詞が、切りたてを提供する極薄の生ハム。「軽い口溶け、鼻に抜ける香り。厚切りのイタリアの生ハムにはない、日本ならではの味ですね」

今回、数ある店の中から「世界に自慢したい」店を選ぶにあたり、「イタリア人に食べさせた

色や香り、音で驚きと楽しさを! 革新の料理で銀座から世界を目指す。

イタリアの名だたるリストランテで修業を重ねたのち、コペンハーゲンの〈ノーマ〉へ。そこで、フードロスやサステイナビリティへの取り組みにも感化され、強い思いを抱くようになったという能田耕太郎さん。紆余曲折を経て自身の方向性を見出し、シェフに就任したローマ〈ビストロ64〉での活躍ぶりは海を渡り、日本にも届いてきた。
「今の時代、世界を目指すならば、チャレンジし続けなければならない」と、東京銀座資生堂ビル

ネオンカラーに人類学的思考を含ませて。

「今回の個展では、ガラスブロックのファサードに《Utsuwa(器)》というタイトルの作品を描きました。これは、古代より人々が土を練って作り、長い時間をかけて技術や文化として発展させてきた“器”から着想を得ています。世界の土地ごとに人々の営みはあり、良いところも悪いところも静かに受け止めるような存在でもありました。ここでは刻々と移ろう太陽の位置や光、環境、この銀座という場所を往来する人々、そういった

これはパーカ? シャツ?

トラッドのDNAを残しながらストリートの要素を加えた〈トム ブラウン〉のシャツパーカはジッパーと飾りボタンを並べた、創意に富んだデザイン。定番のオックスフォードシャツを基本にしているので、クラシックな佇まいを崩すことなくカジュアルに仕上がっている。前立てのパイピングや大きめのカフスには、お馴染みのトリコロールを配して。シャツ71,000円(トム ブラウン/トム ブラウン 青山☎03・5774・46

造園家、齊藤家の1年。

天井の高い、半地下のリビングダイニング。背高の窓の外では、さまざまの木々が思い思いに枝葉を伸ばす。森の大木をくりぬいた中から外を眺めているような、不思議な安心感が訪れる。「昔からずっとここに住んでいたみたい。転居してすぐから、新築とは思えないほどしっくり落ち着きました」と、家主の齊藤太一さんが話す。
〈SOLSO FARM〉をはじめとする農場やショップを営み、造園家として活躍する齊藤さん。土地探し

好きなものを重ねて飾るアパルトマン。

築40年近いマンションの一室。壁という壁に飾られた写真やアート、棚にギュギュッと並ぶ本やオブジェ、そして、たくさんの椅子。濃密で、どこを見ても、物語がふわりと立ち上がってくるような、その雑多具合が心地いい。
 
インテリアショップ〈ACTUS〉に勤める泉哲雄さんと、ギャラリー〈PATINA〉の泉美貴子さんは、この部屋に住んで15年になる。「最初はすっきりしていたんですけどね。2人ともものが好きで気

男の清潔感はどこに出る?

手を洗った時や汗をかいた時に、ハンカチでさっと拭ける男性はそれだけで素敵です。特に汗のほったらかしは臭いにもつながりますしね。私の周りがハンカチも持たないワイルドな男が多いからかもしれませんが、正直女性よりも気にしてほしいところかな。ハンカチの使用感は使っている証拠だしいいと思います。アイロンは掛けなくても、干す時にシワを伸ばしてキレイに。当たり前のようにハンカチを使える男性は、私のお店でもお金の

アズーロ(青)に、ウットリ。

往々にしてナポリのシャツは襟の先が開きがちだけど〈サルヴァトーレ ピッコロ〉の新作のようなオープンカラーは珍しい。この抜け感ある仕立てに鮮やかなアズーロ、ストライプが加わると、不思議なくらい都会的だ。〈エイチ ビューティ&ユース〉限定のシルエットは、オーバーサイズが新鮮。ストリートスタイルで着こなしたい。シャツ22,000円(サルヴァトーレ ピッコロ/エイチ ビューティ&ユース☎03・6438・5