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[話題の映画] 『ガリーボーイ』新進女性監督が見つめた、インドのヒップホップシーンとは?

現在公開中の映画『ガリーボーイ』はインド初のヒップホップ映画。ムンバイのスラム街を舞台に、実在するラッパーの半生を描いた作品だ。メガホンを取ったのは、実力派女性監督ゾーヤー・アクタル。映画に感銘を受けたラッパーのダースレイダーとインドのヒップホップ事情を語り合う。

[11月1日公開] 仏映画界の巨匠ニコラ・フィリベールの新作『人生、ただいま修行中』

『パリ・ルーヴル美術館の秘密』『ぼくの好きな先生』など、世界中で多くの観客に知られるドキュメンタリー映画監督ニコラ・フィリベールさん。1997年のカンヌ映画祭では審査員を務め、河瀨直美さんの作品にいたく感動したという。フィリベール監督の新作について語る2人の言葉には共通点がいくつもあった。

World Antiquarian Book Plaza

絵本『ムーミン』シリーズの初版から文化財級の稀覯書まで、古い洋書に用がある時、力になってくれるのがこちら。値段は上を見ればきりがないが、個性的な蔵書票や、美しい挿画入りの書物の一葉など、思わぬプチプライスで入手できるものも少なくない。わからないことは専門知識を持つ親切なスタッフが教えてくれるので、ふらっと覗いてみてほしい。

美しい映像も、ことばがなければ偽りにすぎない|ヴィム・ヴェンダース

「いかに真実味を出せるかです。どの映画にも、脚本段階で俳優に言わせるのが楽しみなセリフがありますが、読んだ時と、実際にシーンの中で口から話された時とでは、全く別物になるんです。読んだ時に心が惹かれるかどうかではなく、セリフとして話された時に真実味が感じられることが大切だと考えています」
 

気鋭のクリエイションに登場する、三者三様のマック・デマルコ。

 昨年のフジロックでの来日もまだ記憶に新しい、カナダ出身のシンガーソングライター、マック・デマルコは、今年もなにかと話題に事欠かない。

 まずは、自ら立ち上げたレーベルからこの春に出した4作目のアルバム『ヒア・カムズ・ザ・カウボーイ』が、ビルボードのアルバムチャートで初のベスト10入りを果たした。

 一方、細野晴臣のファンを公言しているデマルコだが、今年の初め、細野の名曲「HONEY MOON

【経堂に魔がすむ。】経堂に颯爽と現れた南インド料理。

 前回の湖南料理の店「香辣里」は、あの発酵中華のすっぱ辛さが癖になり、取材後すでに、2回もリピートした。なんでか知らないけど、短期間に何度も行くとなんとなく「また来ちまいました、ぐへへ」というような卑屈な気持ちになるのだが、今回もすでにそうなってしまいそうな気持満載である。

 なにしろ今回訪ねる南インド料理屋「フードタイム」は、私が疲れたとき酸素カプセルに入りに行き、そして「やしげる」という強烈

Baoli(2014)|シェイラ・ヒックス

 大量の糸、布、毛糸、そして糸、糸、糸。よじって、織って、巻いて、そしてよじって、よじって、よじる。複雑に絡み合った「繊維」でシンプルに、そして大胆に魅せてくれるのは、1934年米国生まれ、パリを拠点に活動するアーティスト、シェイラ・ヒックスの作品です。巨大な糸の塊は時に美術館の内部を圧迫し、時に街中を埋め尽くし、かと思えば、ほっこりと愛らしい壁掛けのような作品になったりするのもご愛嬌。繊維を使う

渋谷の居酒屋〈富士屋本店〉の 「しいたけの天ぷら」

 20年前に初訪店。それから少なくとも月に2回。2018年10月に閉店するまでに、200回は通っただろうか……。大衆立呑酒場〈富士屋本店〉。大きなロの字のカウンターにクールファイブかダークダックスのように半身で立ち、千円札と小銭を出す。注文すると、お代は勝手に持っていってくれるシステムだ。最も思い出深いメニューは「しいたけの天ぷら」。大根おろしが添えられているが、醤油をかけるのはご法度。女将のヨシ

ナチ弾圧下における、 〝退廃芸術〟作家たち。

 クラウディオ・ポリ監督の『ヒトラーvs.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』は、稀にみる知的緊迫にみちたドキュメンタリーだった。これまでどのようなモノ(造本ほか)かが確認できなかったマックス・ノルダウの『エンタールトゥング(退廃)』が登場したことがなによりも価値がある。

〈退廃〉は、ナチが(当時の)現代美術全般に投げつけた罵倒語であるが、その震源の最大のものは、1890年に刊行されたノルダウのこの書

主観で描いた物語が、世界の誰かに共鳴する。

テロにより愛する家族を突然失った、24歳の青年と7歳の姪のアマンダ。2人を主軸に、悲劇のあとの日常のパリを優しく繊細に描いた映画『アマンダと僕』は、昨年の東京国際映画祭では東京グランプリと脚本賞をダブル受賞し、絶賛された。「あくまで主観的に、今日のパリを撮りました」と脚本・監督のミカエル・アース。「私が作りたいのは、観た人に“私の気持ちをわかってもらえた”と感じてもらえるような映画です。私自身が思