上製本は、精緻な技の集合体。 上製本作りに欠かせない、人の手と目と機械の進化。出版社のみならず、デザイナーや印刷会社からの信頼も厚く、指名を受けて本を作ることも多い誠製本。美しい本作りへのこだわりと職人の芸が1951年から続く長い歴史を支えている。
平面の紙を立体物に生まれ変わらせる製本加工。 紙を綴じ、本を作る製本の世界。本は、印刷されたのちに製本加工されることで初めて本としての形を持つ。美しい製本で知られる誠製本を訪ね、断裁や丁合などの用語解説とともに、製本の基礎を教えてもらった。