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瀬戸内

禅と庭のミュージアム

広島県の東の端、瀬戸内海に面した福山市の深い山間にある〈神勝禅寺〉は、1965年に誕生した建仁寺派の禅寺。この一角に今秋、彫刻家の名和晃平と、彼が率いるクリエイティブプラットフォーム〈SANDWICH〉が手がけたアートパビリオン「洸庭」が完成した。表面を覆うのは伝統的なこけら葺き。有機的な形が船を思わせる。内部では名和とヴィジュアルデザインスタジオ〈WOW〉によるインスタレーションを展示。暗闇に一

[ 中国 ]山陰と山陽で異なる個性を持つ。

地域ごとに、気候風土が異なる日本列島。津々浦々を探してみると、その土地の風土に合わせ進化した、特徴あふれる調味料が選びきれないほど見つかります。土地と食材の魅力を知り尽くした料理人たちに、お薦めの3品を教えてもらいました。使い方のワンポイントアドバイスを参考にしながら、調味料で日本一周してみては?

仕事を超えて人生に入り込んできた、第二の故郷でアートをパチリ。|濱田英明

この春、人生初のふらり旅をしました。思い立ったが吉日と、2人の息子を連れて小豆島へ。寸前でフェリーを逃したり、立ち寄った姫路城が激混みだったり、いくつかのハプニングも乗り越え、大阪を出てから7時間後にようやく到着。実はこの島は、2013年は瀬戸内国際芸術祭の撮影に、翌年は小豆島町独自のアートイベント、昨年は劇団〈ままごと〉の公演に関わっていたため、毎年、数十日単位で滞在している馴染みの場所。初日は

朝は軒先で新鮮な空気と小豆島の恵みをいただく。|パトリック・ツァイ

 瀬戸内海の小豆島に移住してから朝早く起きるようになりました。毎朝5時半に起きて、新しく始めたフォトダイアリーのプロジェクト、“Barnacle Island(フジツボたちの島)”の執筆をしています。8時半くらいになるとガールフレンドが起きてきて、朝ごはんの準備。自家製パンのトーストと紅茶がいつもの朝ごはん。それにご近所からいただいたフルーツを使った自家製のジャムがあったりなかったり(今日はない)

電車は焼け、自動車は壊れ、ガラスは溶けていた。|榮久庵憲司

5年後に日本に帰って一番困ったのが言葉ですね。へんてこりんな言葉を使ってました。ポリネシア語と英語と日本語が混ざってね。単語はわかるんだけれども、繋がったのがわからない。一番わからないのはツルカメ算でしたね。ハワイには鶴も亀もいないじゃないですか(笑)。もう一つ困ったのが生もの、生臭くて。弁当にタラコが入っているんですよ、食べられなくてね。タラコだとか、ウニとか刺身。今はもちろん食べますけれど、飛

「本当の“ご馳走”の味を教えられる」

 1年半前に東京から瀬戸内市に移り住んだ浅井さん一家。海と緑に囲まれた土地に住む良さは数あれど、子育てするうえで一番の利点だと感じているのは、食の環境だと麻美さんは言う。
「ここでは地産地消が普通のこと。市場で野菜が安く買えるし、友人がやっている有機無農薬のファームも近くにある。そして近所の人がよくおすそ分けしてくれて、玄関を開けたらタケノコが10本並んでいたことも(笑)。息子に安全な食べ物を与え